既婚女性に聞いた! 親に援助ってしてる? 「毎月3万円送ってる」ほか
「孝行のしたい時分に親はなし」という言葉もありますが、お給料をもらうようになってから、今までの分を返そうと仕送りをしたり、一緒に住んでいれば生活費を入れていたりしている女性もいるようです。自分も結婚して独立すると、一時期は出費も増えるので難しくなるようですが、母の日や父の日にはプレゼントをするというのはあるのではないでしょうか。25歳から35歳の既婚女性たちに、親にはどんな援助をしているのかを聞いてみました。
現金で援助している派の意見
・「毎月30000円送っています。ボーナス時期は50000円渡すようにしています。ここまで育ててもらったので少しでも親孝行できればと思い5年前からおこなっています」(30歳/自動車関連/事務系専門職)
・「突然必要になった時のお金、例えば入院など」(27歳/小売店/営業職)
・「生活費を仕送りしている。もともと私が支払っていた額より少ないが・・・すこしでも楽になってほしいから」(25歳/団体・公益法人・官公庁/事務系専門職)
・「ボーナスが出たときに少し渡すくらいで定期的なものはない」(30歳/自動車関連/販売職・サービス系)
その他には、月々の食費などの生活費や、困っている時にお金を貸したという声や、定期的ではなくても、ボーナス時に親に仕送りをするという声もありました。中には、「病気で働けないと言い張る義理の親に月20万円の仕送りをしてる」という声も。大変そうですね。
プレゼントなど物をあげる派の意見
・「母の日や父の日、誕生日プレゼントを送りました」(27歳/その他/その他)
・「母の日や敬老の日、家族旅行の代金など」(35歳/その他 /秘書・アシスタント職)
・「実家のリフォームや週1くらいの食事会」(33歳/アパレル・繊維/事務系専門職)
継続的な援助を現金で渡すのは難しいので、記念日などイベントをプレゼントをあげたり、一緒にお祝いをしたり、家族旅行へ誘うという声です。両親がまだ現役世代であれば、このほうが喜ばれそうです。
援助できない人たちの声
・「親に援助するほど家計に余裕はない」(27歳/その他/その他)
・「親にほとんどお金としての援助をできていないと思う。独身時代は、生活面でのお金の援助ができていたが結婚してからはあまりできていない。現在は、誕生日や母の日・父の日などのイベントの時には、現金ではないがプレゼントという形でしかできていない」(34歳/その他/その他)
・「以前は毎月送金していたが、自分が専業主婦になってからはしていない。また働き始めたら、こっそりと親の老後用に貯金するか、直接送金しようと思う」(28歳 /その他/その他)
新しく生活をはじめたばかりだったり、子どもが生まれるような時期であれば、親のことが気になりながらも、自分たちの生活で一杯一杯で親どころではないというのが本音でしょう。気持ちはあるけれど、実際は難しいとの声多数でした。
裕福な親たち
・「まだ父親は現役で働いておりますので、全く行っておりません」(28歳/その他/その他)
・「援助はしていない。逆にしてもらいたいくらい持っている」(34歳/その他/その他)
・「今は経済的に親のほうが自分達より裕福なので特に何もしていません」(33歳/その他/その他)
・「親に援助することはほとんどない。むしろこちらが心配されているくらい」(34歳/食品・飲料/販売職・サービス系)
まだ現役で働いているならなおのこと、親たち世代は子どもたち世代に比べて裕福であることが多いようです。援助するより、されている既婚女性も多数いました。
まとめ
両親には、学生時代やひとり暮らしの時に、仕送りしてもらったり、困ったときに何かと援助を受けていたので、お給料をもらえるようになったからお返しをしたいと考えている女性たちは多くいましたが、その多くは自分が生活してくのが大変で援助するのは無理なようです。まだ現役の両親なら子どもの援助を期待するより、心配しているかもしれません。お金や物品で援助ができなくても、顔を見せてあげるとか、遠方ならば電話をしてみるとか両親をいたわる気持ちが大切だし、それで十分喜ばれるのではないかと思います。
(フォルサ/岩崎弘美)
※画像はイメージです
※『マイナビウーマン』にて2016年8月にWebアンケート。有効回答数207件(25歳~35歳の働く女性)
※この記事は2016年09月05日に公開されたものです