ココだから言える! 会社にナイショでしていたアルバイトとお給料事情5つ!
「お給料だけじゃやっていけない!」「今月は物入りで、来月の生活費が足りない……」
そんなとき、ついアルバイト情報サイトや情報誌が気になりませんか?
会社がお休みの日や仕事後に、本業に支障のない程度で働くことができたらいいなあと思ったり。かといって勤め先に「こんなアルバイトをしようと思います。どうでしょう?」とはなかなか聞けないもの。まわりにもちょっと言いづらいですよね。社会人女性のみなさんに、やってみたことがあるかどうかを聞いてみました!
Q.会社に隠れてアルバイトをしたことはありますか?
ある…15.5%
ない…85.5%
約15%の方が、会社に内緒でのアルバイト経験があるそうです。「こんな理由でアルバイトしてました!」という理由や内容、気になる金額は……?
常に人手不足な「飲食・接客系」
・「自由に遊べるお金が欲しかったため。飲食店、派遣業務3万~5万円。」(27歳/情報・IT/秘書・アシスタント職)
・「試飲試食のバイト。登録制。つきに1万くらい。」(33歳/団体・公益法人・官公庁/事務系専門職)
・「居酒屋のホールを1カ月だけ。3万円。」(32歳/不動産/事務系専門職)
・「お金をためるために受付のバイトをした。」(33歳/医療・福祉/秘書・アシスタント職)
・「会社が傾いて、給料が滞るようになり、生活費のためにバーで接客業をしていました。アルバイト代は、3万~多いときで8万円ぐらいでした。」(33歳/その他/事務系専門職)
学生時代に経験がある人が多いので、イメージが湧きやすいのではないでしょうか。サービスの充実には人手が必要なので、常に求人広告を出しています。本業が土日祝日のお休みなら、飲食店の忙しい時期とマッチしています。受付なら、普段の仕事のスキルが役立ちそう。自社の人とバイト先のお店や会社でばったり……という可能性がゼロではないのがドキドキですね。
短時間で高収入「夜のお仕事系」
・「お金がほしくて水商売を1日だけ。2万5000円くらいだった。」(27歳/運輸・倉庫/販売職・サービス系)
・「キャバクラの派遣。不定期で決まっていなかった。」(29歳/印刷・紙パルプ/クリエイティブ職)
・「お金を稼ぐために夜のバイトをしたことがあります。月8万円くらい。」(28歳/生保・損保/営業職)
夜のお仕事なら、会社帰りにそのまま出勤できるようです。お給料も高めなので、短時間で稼げるのかもしれません。帰宅時間が遅くなるので、翌日の本業に支障をきたさない体力と体調管理が不可欠です。専用の求人情報誌を、繁華街などで見かけることがあります。
前の職場や知り合いから頼まれて
・「昔所属していた会社で、人不足のためお願いされたため、百貨店で受付のアルバイト。日払いでその月に2日だけです。額は交通費込で2万円ちょいだったと思います。」(30歳/情報・IT/事務系専門職)
・「家計のために知り合いの会計管理。」(27歳/商社・卸/秘書・アシスタント職)
・「前の職場で頼まれて。給料が少ないので、つい。2万円程度。」(35歳/その他/営業職)
「困っていて手伝ってほしい!」と言われると、断りづらいのが人情。勝ってもわかるので、教えたり教わったりという手間が省けるのが双方のメリットです。ただし、以前の職場からの依頼の場合、今の職場の同業種または関連する職種だと、就業規則に抵触する危険性が……。就業規則を一読して、副業の項目があるかどうかをチェックしてみてください。
教える・学校系
・「暇つぶしで家庭教師をしたことがあります。」(27歳/その他/その他)
・「小学生に、ピアノを教えていた。月1万円。」(26歳/アパレル・繊維/販売職・サービス系)
・「小遣い稼ぎのため、試験監督のバイトを不定期でしていた。」(31歳/金融・証券/専門職)
こちらも短時間で稼げそうなアルバイトです。学生が相手なら、夜や土日が多いので本業とカブらずに働けます。普段とはちがったやりがいが得られるのも魅力です。私も試験監督のアルバイトを学生時代に経験しました。朝が早いので、会場の近くの友だちの家に泊めてもらったことがあります。
その他の日雇い、単発のお仕事
・「アンケート回答のバイト。月に1万円くらい。」(27歳/アパレル・繊維/秘書・アシスタント職)
・「給料が低くて貯金があまりできないから。日雇いのバイトでできる内容のときだけだから、月に1万くらいにしかならない。」(30歳/医療・福祉/事務系専門職)
・「神社のバイト。日雇いだった。1日1万2000円。」(3歳/情報・IT/秘書・アシスタント職)
・「看護師。お小遣いのために単発の看護系のアルバイト。」(29歳/医療・福祉/専門職)
・「トラックの駐禁対策、倉庫内作業。」(32歳/金融・証券/専門職)
「副業にぴったり」「1日だけの単発のお仕事」といった見出しで、日雇いの求人を見かけることがあります。雇う側は固定の人件費がかからず、雇われる側はアルバイト時間を定期的に拘束されないので副業向けです。事前の研修があるものや、いきなり現場集合で仕事が始まるものなど、さまざまです。
まとめ
ところで、ルールを守れば本業に加えてアルバイトをしてもOKなことはご存じですか?
□就業規則を確認(同業の仕事は機密保持のためNGという場合も)
□年間20万円以上の利益があれば、確定申告
□不況でボーナスカットなど会社側に収入源の理由がある場合、限定的に副業を許可する場合がある
などです。
詳しく紹介されいている本やサイトがたくさんあるので、副業にアルバイトを検討している方は、調べてみるといいかもしれませんね。
(Spinof Design)
※画像はイメージです
※『マイナビウーマン』にて2016年4月にWebアンケート。有効回答数155件(25歳~34歳の働く女性)。
※この記事は2016年04月26日に公開されたものです