いくら仲がいい友だちでも悩みは相談できない……! その理由って?
生きていくうえで、悩みと向き合わなければならない瞬間は必ずやってきます。この悩みの解決には誰かの手助けが必要だと感じたとき、相談する相手は慎重に判断したいもの。友だちには悩みを相談しないという働く女性に、その理由を聞いてみました。
相談することのリスク
・「プライベートな内容を打ち明けた結果、だまされたり、裏切られたことが多いから」(29歳/機械・精密機器/技術職)
・「どこで漏れたり、悪く言われるかもわからないし、嫌みと捉えられるかもしれないから」(32歳/ホテル・旅行・アミューズメント/営業職)
悩みは自分自身の秘密である場合も多く、人の耳に入れるのはそれなりのリスクがあることとも。たとえ信頼している友だちでも、どこでどんなふうに漏れてしまうかはわかりません。それを不安に感じるなら、相談しないほうがいいのかも。
相談するだけ無駄だと感じるから
・「真剣に悩んでいることに対して、当たり障りのないことを言われても否定されても、嫌だなぁと思うから」(26歳/印刷・紙パルプ/事務系専門職)
・「具体的な対策などは提示してくれないから」(29歳/食品・飲料/販売職・サービス系)
なかには親身になって一緒に解決策を探したり、力になってくれる友だちもいるでしょう。ですがどんなにこちらが意を決して相談したとしても、理解してもらえなかったり、ほしい意見がもらえなかったりする場合も。相談することが、必ずしも解決につながるとは思わないほうがいいでしょう。
友達に負担をかけたくないから
・「人の悩みごとまで背負わせるのは、申し訳ないから」(27歳/機会・精密機器/秘書・アシスタント職)
・「楽しい話をして楽しい時間をすごしたいから」(30歳/機械・精密機器/事務系専門職)
その友だちがまじめな性格であればあるほど、悩みを自分のことのように受け止め、一緒に悩もうとします。そのような負担をかけたくないと思うような関係なら、相談しないほうが得策かもしれません。
結局は自分で解決しなければならないから
・「重い悩みはされたほうも困ると思うし、結局最後は自分で決めなければならないので相談しない」(32歳/不動産/専門職)
・「自分で考えて出した答えなら、後悔はないから」(29歳/学校・教育関連/専門職)
どれほど多くの友だちに相談したとしても、結局決めるのは自分自身です。さまざまな意見を聞き入れることは大切ですが、本当は自分はどうしたいのか、自分自身と向き合うことも大切ですよね。
まとめ
一人でもんもんと悩みを抱えるのはとてもつらいことですが、結果として一人で考えることがいい方向につながることも。友だちは、自分の味方になってくれる心強い存在ではありますが、悩みを相談すべきかどうかは、また別といった意見が多く寄せられました。相談ごとの内容や重さも考えつつ、慎重に判断したいところですね。
(ファナティック)
※画像はイメージです
※マイナビウーマン調べ
調査日時:2016年2月2日~2月9日
調査人数:200人(22歳~34歳の女性)
※この記事は2016年02月28日に公開されたものです