意外に多い……? 母親が「重い」「しんどい」⇒●●%の女性が「思う」と回答! 理由4つ
「母と娘」と言うと仲のよい“友だち親子”のような関係をイメージする人もいるかもしれませんが、実は母親との関係に悩んでいる女性も少なくないようで、最近は“毒親”や“毒母”といった言葉に関心が高まっています。今回は、働く女性に母との関係について聞きました。
Q.母親に対して「重いな」「しんどいな」と思ったことはありますか?
・「ある」……36%
・「ない」……64%
36%の女性、3分の1以上の女性が自分の母親に対して負担を感じていることがわかりました。どんなところが「重くてしんどい」のか、詳しく聞いてみましょう。
■親の人生の愚痴を聞かされる
・「人生を悲観的に言ったり、あなたは何もしてくれないと言われた」(31歳/情報・IT/技術職)
・「愚痴ばかり、愚痴のはけ口が子どもだと思っている。本当に困る」(28歳/学校・教育関連/秘書・アシスタント職)
・「父親、姑の悪口、干渉してくること」(31歳/建設・土木/秘書・アシスタント職)
母親の愚痴の聞き役になっているという女性もいるのではないでしょうか。愚痴を聞かされるのはとても苦痛なもの。毎回母親の愚痴を聞かされてイヤな思いをしているようだったら、母親と距離を置いてみてもよいのかもしれません。
■子どもの人生に口を出してくる
・「私の就職先、進路などいちいち口を出してくる。体重に関しても、そんなんじゃみっともないと言われたりする」(28歳/自動車関連/営業職)
・「結婚しないのかとしつこく言ってくるとき」(28歳/ソフトウェア/技術職)
・「過保護すぎる。いちいちどこ行ってきたの? 何買ってきたの? と聞いてくる」(29歳/人材派遣・人材紹介/事務系専門職)
過干渉で悩んでいるという女性も。当たり前ですが、母親と娘はそれぞれの別の人間です。「あなたのためだから」という言葉に支配されて、自分の人生を歩めていないという人もいるのではないでしょうか。
■恋愛、結婚に干渉
・「私宛の手紙が来ると『なんの手紙?』と言われ、電話がかかってくると『誰から?』と聞かれる」(24歳/生保・損保/事務系専門職)
・「ひとり娘なのでお嫁に対する相手へのプレッシャーが大きいです」(29歳/情報・IT/秘書・アシスタント職)
娘の恋愛や結婚に干渉しすぎる母親もいるようです。母親の過干渉のせいで自分が好きな人と恋愛や結婚ができないという人も母親とは距離を置いたほうがよさそうですね。
■親という前に、人としてどうなのかと思う
・「買い物依存症。話にならない」(31歳/金融・証券/事務系専門職)
・「自分の意に沿わない人のことを徹底的にdisるから。そして、こんな嫌がらせしてやるってことまで聞かされてうんざりする」(32歳/自動車関連/技術職)
「親と言うか、人としてどうなの?」という人もいるようです。親と言うと完璧な人間像を求めてしまいがちですが、親だってひとりの人間。反面教師にして自分は親のようにならないようにしましょう。
<まとめ>
母親との関係が良好な人にとってはまったく理解できないことかもしれませんね。家族や親のことを悪く言ったり、冷たく接するのは「親不孝」とされる世間の風潮もあるせいか、家族や親との関係で苦しんでいる人が悩みを打ち明けにくい状況もあるでしょう。また、そもそもそれが問題なのかどうかさえ気づいていない人もいるかもしれません。自分が「イヤだな」と感じていることを我慢したり、親のために自分の人生を犠牲にしたりする必要はまったくありません。母と娘の問題に関する情報は世の中にたくさんあるので、もし親との関係で苦しんでいたら本を読んでみたり、カウンセリングに行ってみたりするなど、行動を起こしましょう。
(ファナティック)
※画像は本文と関係ありません
※マイナビウーマン調べ(2016年1月にWebアンケート。有効回答数121件(22歳~34歳の社会人女性)
※この記事は2016年02月23日に公開されたものです