知る人ぞ知る! 猫がいる隠れ家的喫茶店「黒猫喫茶」とは?
文京区白山にある「黒猫喫茶」は、猫のいる喫茶店。おうちに猫が遊びに来てくれたような、アットホームな感覚が味わえるお店。静かで落ち着いた雰囲気なので、女性ひとりで気軽に立ち寄れます。店長さんのTwitterをのぞけば、キュートな猫ちゃんの姿がもりだくさんで、猫好きの方は心惹かれること間違いなし! ただ、「黒猫喫茶」にはホームページがないので、お店の様子がわからなくて行きづらい……そんな人のために、今回は謎に包まれた「黒猫喫茶」の様子を徹底レポート。今週末はおいしい紅茶を片手に、猫ちゃんたちと優雅なティータイムを楽しんでみてはいかが?
「猫カフェ」とはどうちがうの?
一般的に猫カフェと言えば、室内に放し飼いにされた猫とふれあえる業態の喫茶店のこと。注文した食べ物や飲み物にお金を払う喫茶店とちがって、滞在する時間にたいして料金を支払う「時間制」をとっています。一方黒猫喫茶は「猫のいる喫茶店」がコンセプトの喫茶店なので、「猫カフェ」とは異なります。
同店へ行った際に注意してほしいのが、あまり気乗りしていない猫ちゃんに自分から触ったり、寝ているのを起こしたりすること。猫ちゃんたちが普段いる空間におじゃまする形になるので、ムリに触れずに、猫が自由に過ごしている姿を眺めて楽しみましょう。とはいえ、猫ちゃんたちの方から近寄ってきてくれたときは、タッチしたり遊んであげるのもOK。猫カフェとちがい時間制限もないので、のんびりとしたティータイムを過ごせます◎
「黒猫喫茶」ってどんなお店?
都営三田線の白山駅A3出口を出て、道沿いに歩いているとまず目に飛び込んでくるのが「猫のいる喫茶店 3匹の猫があなたをお待ちしています。」と書かれた、ユニークな看板。これが同店の目印です。店内はグリーンと茶色を基調としたクラッシックな内装で、訪れる人をしっとりとした雰囲気で包みます。おひとりさまでもゆったりくつろげるよう1人掛けのソファー席があるのも高ポイント。猫たちを眺めながら、ゆったりと紅茶やコーヒーを味わえる上質な空間になっています。
猫ちゃんのほかにも楽しんでほしいのが、自慢の紅茶メニューです。「マルコ・ポーロ」は、甘いバニラと、花びらの華やかな香りのハーモニーが特徴の紅茶。風味豊かなこの紅茶は、シンプルながらも、しっかりとした味わいのレアチーズケーキと相性抜群です。
行く前にチェックしておきたい! 看板猫ちゃん3匹をご紹介
黒猫喫茶にいる猫ちゃんは全部で3匹。個性あふれるメンバーがお客さんをお迎えします。一緒にまったりとくつろいでいるうちに、猫ちゃんの方から甘えてきてくれるかも?
猫ちゃんともっと仲良くなりたい! おすすめの時間帯を教えて?
お昼寝したり、動き回ったりと自由気ままな猫ちゃんたち。せっかくなら、猫ちゃんたちの一番かわいい姿が見られるときに行きたいですよね。そこで店長さんに猫ちゃんたちと仲良くなれる時間帯やポイントをうかがいました。意外にも来店の狙い時はお昼寝タイムの猫ちゃんが多い午後2~4時だという店長さん。なんでもタイミングが合えば膝の上でウトウトとお休みしてくれることもあるのだといいます。飼い主でない限り、なかなか人の膝の上で眠らないのが猫なので、これは確かに試してみる価値があるかも! また、大声を出したり、動き回ったりせずに、なるべく静かに過ごせば、猫ちゃんたちとより仲良くできると教えてくれました。
■黒猫喫茶
東京都文京区白山5-35-10白山駅前ビル2F
営業時間:不定休(月~木)/12:00~20:00(金・土・日)
(さとうまほ/Pistachio)
※この記事は2016年02月03日に公開されたものです