ご祝儀の相場って? 働く女子が友人にあげるご祝儀の金額ランキング
友人の結婚式は喜ばしいはずなのに、なんだか憂鬱な気分なのはご祝儀のせいかもしれません。ただでさえ楽ではない生活の中で、結婚式にお呼ばれとなればけっこうな出費を覚悟する必要があります。友人へのご祝儀の金額を、社会人の女性に聞いてみました。
Q.友人が結婚したとき、ご祝儀っていくら包む?
1位「3万円以上4万円未満」61.0%
2位「2万円以上3万円未満」28.9%
3位「1万円以上2万円未満」6.6%
4位「1万円未満」3.1%
5位「4万円以上5万円未満」0.4%
3万円程度のご祝儀を用意する人が多い結果となりました。それぞれの理由を見てみましょう。
3万円以上4万円未満
・「3万円が妥当だと思うから。みんな3万だと思うし」(31歳/建設・土木/事務系専門職)
・「3万包むのが王道だと思うので。関係も壊れないし無難」(24歳/団体・公益法人・官公庁/事務系専門職)
・「とりあえず3万。1万じゃ少ないし、2万では割り切れてしまうので3万」(24歳/生保・損保/事務系専門職)
それほど深く考えずに3万円用意するという人が多いようです。冠婚葬祭関係の雑誌にも、友人の場合は3万円と記載されていることが多いため、一般的な認識として広まっています。奇数でなければいけないことを考えると、次のレベルは5万なのでさすがに厳しいという意見も。
2万円以上3万円未満
・「遠方で新幹線や飛行機代、宿泊代が高額になる際は2万円、それ以外は3万円以上です」(30歳/情報・IT/事務系専門職)
・「出席する女ともだちと金額を合わせるから」(30歳/医療・福祉/専門職)
・「ペアペアの2万円で統一している」(35歳/その他/クリエイティブ職)
ご祝儀の額を事前に出席者の友人たちと確認し合う人もいます。みんなと合わせておけば比較されることもなく安心ですね。偶数はよくないと言われている結婚式のご祝儀でも、2万円だけはペアという意味合いを持たせてOKとする人や、1万円札1枚、5千円札2枚という組み合わせで3枚にすればOKとする場合もあるようです。
1万円以上2万円未満
・「結婚式は会費制だから特にお祝いとか包まないし、1万円くらいが妥当だと思うから」(31歳/医療・福祉/秘書・アシスタント職)
・「沖縄では1万が普通だから。たぶん収入が低いから」(26歳/ホテル・旅行・アミューズメント/販売職・サービス系)
この金額を少ないと感じる人もいるかもしれませんが、地域によっては1万円が普通という場合もあります。会費制でゲストが多数の北海道・青森・沖縄などは、そもそもご祝儀に対するスタンスがちがうため、このくらいの金額が妥当のようです。
結婚式のオンシーズンなどは立て続けに友人の結婚式に呼ばれてご祝儀貧乏になってしまうこともあります。でも、一生に一度の晴れの日。友人にしてあげたことは自分にも返ってくると思って、快く出席したいものですね。
(ファナティック)
※画像は本文と関係ありません
※『マイナビウーマン』にて2015年10月にWebアンケート。有効回答数228件(22歳~39歳の働く女性)
※この記事は2016年01月31日に公開されたものです