家具なし、服なし、食器なし……やりすぎ「ミニマリスト」の実態5選
仕事・恋愛・ライフスタイルなど、「まわりの女子の実態はどうなの?」に迫ったコラムです。働く女子だからこそ気になっているあんなコトやこんなコトを毎日配信中!
2015年の流行語大賞にもノミネートされて話題になった「ミニマリスト」。できるだけモノを持たない暮らしをする人たちが増えているようです。しかし中には、「ちょっとやり過ぎ?」と感じる人たちも……。働く女子に、身近に出没したミニマリストたちについて聞きました。
必要最低限の家具すらない!
「男友だちの家に遊びに行ったら家具の少なさにびっくり。ベッドもなくて、どこで寝ているのか聞いたら寝袋とのこと。座るところもないので、すぐ帰った」(27歳/メーカー)
モノがない暮らしは一見シンプルでおしゃれですが、他人にとって居心地がいいかはまた別の話。
6着で1年間着回し
「年間通して手持ちの服が6着だけの知人がいる。服好きの自分にはミニマリストは無理だと思った」(28歳/飲食)
クローゼットがパンパンなのも困りモノですが、あまりにスカスカでもいざというとき不安になりそう。余計なお世話かもしれませんが……。
ノー自炊ライフ
「冷蔵庫や電子レンジなど家電もほとんどないので、まったく自炊をしないらしい。一度遊びに行ったら、食器もなかった」(31歳/自営業)
家電も置かないほどのミニマリストになると、食事は毎度外食という人も少なくなさそう。お財布に余裕のある人ならではの暮らしのような気がするのは、私だけでしょうか?
恋人にも容赦なし
「前に付き合っていた彼がミニマリスト。誕生日にプレゼントをあげても、『モノが増えるから』と嫌な顔をされたり、彼の家に化粧品などを置いて帰ったら捨てられていたりと、いろいろ噛み合わなかった」(29歳/サービス)
ミニマリストの彼女となると、プレゼントにも配慮が必要なようです。付き合っていくためには、こちらの覚悟も試されそう。
他人もミニマル化したい
「数年前にミニマリストに目覚めた友人。一緒に買い物に行くと、『それ本当にいるの?』とか『◯◯の家、モノ多すぎ』とかチクチク言ってくるようになって、そろそろウザい」(30歳/IT)
ミニマルな生活を実践している人にとっては、他人の暮らしのムダな部分まで気になってしまう人も。価値観のちがいと思ってスルーすることが友人付き合いを続ける秘訣かもしれませんね。
便利なモノに支えられた現代の暮らしに慣れてしまうと、モノがないことを不便に感じがち。しかし、ミニマリストはあえて「持たないこと」を選ぶことで、より人間らしい生活を追求しているとも言われています。どちらがいいかは人それぞれ。自分にあった生活スタイルを持つことが大切ですね。
※画像はイメージです
(板橋不死子+プレスラボ)
※この記事は2016年01月11日に公開されたものです