やっばい、地雷踏んだ!? 忘年会でやらかしたーーと頭抱えた失敗談・5選
仕事仲間との食事は、社会人の大切なコミュニケーションの場。特に先輩からのお誘いは、いろいろな話が聞ける絶好のチャンスです。ただ、何かと気を使うことも多いですよね。ここでやらかしてしまったら……翌日からの仕事に響くかも？ 今回はそんな、先輩との飲み会で「やらかした！」と焦った瞬間について、働く女性たちに聞いてみました。
後悔先に立たず！
・「飲み会後に人から聞いた話ですが、お酒をたくさん飲みすぎて、『もうやめた方がいいよ、遅いからみんな帰ろう』と言ってくれた上司に対し、『まだ酒が残ってるでしょうが！』と怒鳴ったらしく、週明けにいろんな人から注意されたときは焦りました」（27歳／情報・IT／事務系専門職）
・「飲み過ぎて会社のグチを言いすぎてしまった。次の日、飲みすぎたことを後悔した」（31歳／医療・福祉／専門職）
お酒が入ると、自分でもびっくりするような発言をしてしまうことがあります。恥ずかしながら筆者にも、そんな経験が何度か……。一度口にしてしまった言葉は、もう引っ込められません。暴言を吐いてしまうほど飲まないように、気をつけるしかありませんね。
酔いにまかせて、つい……
・「酔ってしまい、先輩のことを友だちの名前で『○○ちゃん』と呼んでしまった」（32歳／食品・飲料／事務系専門職）
・「うっかり、タメ口で話してしまった」（33歳／アパレル・繊維／販売職・サービス系）
・「酔っ払った勢いで、『先輩細かいですもんね～』と言ったら、怒らせてしまった」（27歳／建設・土木／事務系専門職）
お互い酔っているし、ちょっとくらいいいかな……と先輩に失礼なことを言ってしまった女性も少なくない様子。こちらは「お酒の席だし」と思っていても、先輩もそう思ってくれるとは限りません。「今日は無礼講ね」と言われても、真に受けないように！
お酒は適量が一番
・「飲み過ぎて、吐いてしまった」（27歳／アパレル・繊維／秘書・アシスタント職）
・「先輩を飲ませすぎて、吐かせてしまったことがあります」（31歳／その他）
自分が先輩に迷惑をかけてしまうパターンなら、翌日きちんと謝罪をして、自分が恥をかくだけで済むかもしれません。しかし、先輩に恥をかかせてしまったとなると……。その後の関係に響きそう。やはり、お酒は適量が一番ですね。
気が利かなくてスミマセン
・「流れでうっかり座敷の上座に座ってしまったとき。今さら席を替わるのも変だし、困ってしまった」（24歳／食品・飲料／専門職）
・「上司のグラスが空いていたのに、それに気づかず、先輩が頼んでくれたこと。申し訳ないと思った」（31歳／建設・土木／事務系専門職）
気を利かせてお酌をしたり、注文したり。いくら先輩が「いいから、いいから」と言ってくれても、後輩としてキチンとしておいた方が良いかもしれませんね。また、上座・下座など、飲み会でのマナーは意外と多いもの。恥をかかないように、正しく覚えておきましょう。
そんな自分が恥ずかしい……
・「おごられて当然という気持ちでいた」（27歳／商社・卸／技術職）
先輩から「今日、一杯どう？」と誘われたら……。筆者も「ラッキー！ ごちそうになりまーす！」と思います。しかし、よく考えたら「先輩ならおごって当然」と決まっているワケではありません。最初から「おごってもらうつもり」でついていくのは、よろしくないかも。
マナー講師からアドバイス
先輩と一緒に飲みに行ったとき、その支払いのやり取りで気まずくなってしまうこともありますよね。そんなときには、後輩としてどう振る舞うべきなのでしょうか？ マナー講師の平松先生に、意見を聞いてみました。
「先輩や上司から『今日はおごるよ』と言われたら、素直に受けることもマナーのひとつだと思います。ここで目上の人を相手に『割り勘にしましょう！』なんて言い出せば、かえって失礼に当たることもあります」（平松先生）
それでは、先輩・後輩で食事をするときには、やはり先輩がおごって当然でしょうか？
「それが『自然』ではありますが、『当然』と思うのは少し違うように思います。なぜなら、『おごってもらう』ときには、『おごる側を立てなくてはならない』からです。『おごられて当然』という気持ちでいると、相手を立てることも忘れてしまうのではないでしょうか？
たとえば、『おいしい』などの感想を積極的に口にする。食事のあとには、キチンとお礼を伝える。これらはおごった人を立てるための、おごられる側のマナーですが、『当然』という気持ちでいると、忘れてしまいがちですよね」（平松先生）
反対に、「後輩が先輩にご馳走する」というのは失礼にあたるのでしょうか？
「どうしても後輩が支払いたいと思うなら、何か理由をつけると良いでしょう。自分の行きつけの店に招待して『今日は私の行きつけにお誘いしたので、払わせてください』と言えば、目上の人に恥をかかせずに済みます」（平松先生）
まとめ
食事の席でのマナーに加え、上下関係のマナーまで……。先輩との飲み会や食事会では、後輩もいろいろ大変です。しかし、誘ってくれる先輩がいるというのは、とてもありがたいこと。お互いに楽しく過ごせるよう、先輩を上手に立てるスキルも身に着けておきたいですね。
（森川ほしの／OFFICE-SANGA）
※『マイナビウーマン』にて2015年11月にWebアンケート。有効回答数131件（22～34歳の働く女性）
※画像は本文と関係ありません
※この記事は2015年12月16日に公開されたものです
