人間いつか死ぬ……女性の理想の往生9選 「ピンピンコロリ」「孫に囲まれて」ほか
毎日恋に仕事に忙しい女性には少し重い話題ではありますが、いずれやってくる自分の死について考えたことはありますか? 結婚の仕方は自分で選べますが、死に方は選べないことが多くあります。理想の死に方について、社会人の女性に聞いてみました。
苦しまずに死にたい
・「老衰。『ばあちゃん行ってくるね~』って言って死にたい」(31歳/情報・IT/事務系専門職)
・「老衰。苦しまないそうなので」(31歳/金融・証券/事務系専門職)
・「おいしいものをたらふく食べて、安らかに死ぬ」(23歳/アパレル・繊維/販売職・サービス系)
老衰は、栄養事情や医療が発展した現代においては極めて難しい死に方となりました。ですが本人にも周囲にとってももっとも精神的な負担が少ない死に方でもあるので、老衰で死にたいという人は非常に多いようです。地域にもよりますが、大往生を遂げた人のご法事では金箔(きんぱく)入りのお酒がふるまわれることもあるようです。
大切な人に見守られて
・「身辺整理が済んで、愛する人に見守られて、眠るように死ぬ」(32歳/学校・教育関連/技術職)
・「子どもと孫に囲まれてお話ししながら眠るように息を引き取りたい」(29歳/ホテル・旅行・アミューズメント/販売職・サービス系)
・「老衰で家族に囲まれて死ぬ」(30歳/通信/事務系専門職)
死はいつやってくるかわからないもの。そういった意味では病気などで死期がわかっている方が大切な人に見守られて死ねる可能性が高いと言えます。やはり最期に目に焼き付けたいのは自分が愛する人の姿なのでしょう。
ピンピンコロリ
・「突然コロッと死ぬ(苦しまないし、介護などで迷惑もかけないので)」(31歳/食品・飲料/技術職)
・「前日までピンピンしていて翌朝ベッドでなくなっている」(32歳/情報・IT/秘書・アシスタント職)
・「健康な高齢者になった、ある日、就寝中に心臓麻痺で死ぬ」(24歳/その他/事務系専門職)
ピンピンコロリ、ぽっくりなどと言われる死に方です。自分の脚で歩き、おいしいものを食べ、健康寿命をまっとうした後、一気に一生を終わらせる、そんな潔い死に方に憧れる人も多いよう。理想ではありますが、急変に誰も気づかない場合に限り実現できる死に方でもあります。
まとめ
悲痛な最期を遂げた人の葬儀や法事は、やはり悲痛なものになります。多くの参列者が涙し、心にも余裕がありません。ですが本人が幸せな一生を全うしたとなれば、その生涯をたたえる人々が明るく送り出してくれるでしょう。どんな死に方になるかは誰にもわかりません。そのときになって後悔しないよう、一日一日を大切に生きていきましょう。
(ファナティック)
※画像はイメージです
※『マイナビウーマン』にて2015年11月にWebアンケート。有効回答数202件(22歳~34歳の働く女性)
※この記事は2015年12月13日に公開されたものです