ココがちがうよ!「気前がいい人」と「浪費家」の差
みんなで食事に行ったとき、1円単位で割り勘する人もいれば、「じゃ、これぐらいで」とテキトーにすませる人もいます。大盤振る舞いしている人をみると、気前がいいなと思う反面、浪費家なのかな、ととれなくもない……? 今回は女性のみなさんが思う「気前がいい人」と「浪費家」のちがいについて聞いてみました。
他人を喜ばせるかどうか
・「自分だけでなくて他人も喜ぶかどうか」(31歳/医療・福祉/専門職)
・「気前がいい人は他人のためにお金を使い、浪費家は自分収入に見合っていない出費をする」(32歳/建設・土木/事務系専門職)
・「気前がいいは他人のため、浪費は自分だけのため」(33歳/小売店/販売職・サービス系)
確かに他の人にごちそうするなどして高くついても、喜ばれるといいことをした気分になりますよね。自分と関わりのある人が喜ぶので、ただ商品などにお金を払い過ぎて損をする感覚とは性質がちがう気がします。
使いすぎると浪費家!
・「出す出さないの基準が明確にある」(25歳/金属・鉄鋼・化学/営業職)
・「使っていい部分でしかお金を使わないか見境なく使ってしまうか」(28歳/人材派遣・人材紹介/事務系専門職)
・「気前がいい人はどこまでが大丈夫かをわかっている」(30歳/食品・飲料/技術職)
では友人同士で食事パーティーをしたとして、自分だけ多額の支払いをしたとすればどうでしょう。払える範囲なら気前がいいのでしょうが、借金まですると人間関係につぎ込み過ぎな気がしますよね。払う額はあらかじめ決めるんですね。
使いどきがわかってる!
・「気前がいい人は考えて、場所、人、機会を選んでお金を使うけれど、浪費は常に考えなしにお金を使ってしまうイメージ」(32歳/医療・福祉/専門職)
・「使うべきときとちがうときを区別できる」(32歳/金融・証券/事務系専門職)
・「使うときには使うけど、普段は倹約しているかどうか。本当に価値があると思うものにだけお金をかけるかどうか」(33歳/その他/クリエイティブ職)
人に喜ばれるのが気前のよさの証明なら、誰にでもおごればよさそうです。でも、知っている人にも親しさの度合いがありますよね。たいして仲よくない友だちと遊んだばっかりに、お世話になっている人と会えなくなればそれは浪費だったかもしれませんね。
一つのたとえ話を使って考えてみました。気前がいいのか浪費家なのかの区別は、他人がするものかだと思うかもしれません。でも何が、誰が自分にとってどれだけ優先すべきかは自分にしかわかりませんよね。お金はよく考えて使うよう気をつけましょう。
(ファナティック)
※画像は本文と関係ありません
※『マイナビウーマン』にて2015年10月にWebアンケート。有効回答数203件(22~34歳の働く女性)
※この記事は2015年10月23日に公開されたものです