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【リアルな実態】デート成功の鍵は? デートで失敗しても気づかない男、嫌な思いをさせられた女

独身男女に「デートでの失敗経験はありますか?」と尋ねたところ、約55%の人が「ある」と回答。そのうち、自分の失敗について質問をすると「ある」と答えたのは50%未満。つまり、デートの失敗は半数以上が「相手のせいで」起こっている、というわけ。これって一体どういうことなのでしょう?


■飲食店選び

デートの要となる食事。そのための飲食店選びは男性がするもの、と思っているのではないでしょうか? その時点で、女性側が「なんか違う……」と残念な結果になってしまう可能性は高めです。あなたの好みを熟知していて、「こんな雰囲気でこんな食事をしたい」と、あらかじめ伝えてあるなら問題ありません。それでも的外れなお店を選んで来たら、相手が悪い。でも伝えていなければ、相手の男性はどんなお店を予約すればいいのか、全く見当が付きません。そこで自分基準の?いいお店?を一生懸命選んだのですから、むしろその努力をかってあげましょう。

例えば彼が代金を払うと考えていれば、自分なりの予算があります。安くておいしいお店がいいのか、高くてムードのあるお店がいいのか。にぎやかなアメリカンスタイルのお店でキングサイズのステーキとバーガーが出てきたとしても、彼に悪気はありません。シーンとしたところでの会話が苦手だったのです。

さらに、行ったお店が珍しく満席で入れなかった、料理が全く出てこない、たまたま子どもたちが多くて落ち着かないお店だった、などは不可抗力。彼に非があるのではなく、後で笑い話になるような話ですよ。

洋服選び

せっかくのデートとなれば、女性はオシャレをして出かけたいはず。そして男性も、女性がオシャレをしてきてくれるとうれしいものです。でも、男性は思った以上に女性の服装の大変さを知りません。先日もテレビで男性の芸人さんが女性のハイヒールを履いてみる、という企画をしていましたが、数メートルしか歩けない。大変さを初めて知ったそうで、それくらい無頓着だと思っていてくださいね。彼がスタスタと足早に歩き、あなたがついていくのに必死でも、それを「なんでだろ?」としか思っていないわけです。むしろ「トロい」くらい。普段からオシャレで履きなれた靴を用意しておくなど、あなたなりの工夫が必要です。「トロい女だな」「思いやりのない男ね」と、すれ違うばかりですよ。

ただ面白いのは、服装で失敗したと思っているのは男女比で、男性が圧倒的に多いという点。上記アンケートでは20代、30代、40代、どれも40%以上の男性が服装で失敗しているみたいです。女性は年齢を重ねるごとに、失敗は減っていくよう。男性はも気合を入れて洋服を選んでいるのに、いつも女性にダメ出しされているのでしょう。女性のほうが服装には厳しいのかも。

会話で失敗

話すことが何よりも好きな女性にとって、男性はそんな女性のニーズに応えられるか不安なもの。そのためにたくさんの話題を用意し、ネタを仕込んでくる人もいるでしょう。でもたいていの場合、思ったことが口にできず、会話が続きません。女性の返答にどう対応していいのか戸惑い、焦って墓穴を掘ることも多々。ここで「話のつまらない男」と、烙印を押してしまうのはちょっと待って。男性と女性では会話に対する姿勢が違うのですから、まずは共通点を見つけて話題にしましょう。もちろん、あなたから。男性のほうが口下手だと思ってくださいね。


男性と女性では「素敵なデート」のとらえ方が、違うのかもしれません。女性はドラマのような場面を想像し、それを男性が提供してくれると思っている。でも男性は思ったものを与えてくれません。そもそも、男性の完璧なエスコートに期待していることが、間違いでは?やってもらうばかりではなく、協力体制が必要なのではないかと思います。ここが「デートに失敗したのは相手のせいだ」と考える理由ではないでしょうか。デートを成功させたいなら、女性のほうからも積極的にデートを成功させる気持ちが大切です。

(鈴木ナナ)

※この記事は2015年10月19日に公開されたものです

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