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【マネーレッスン】月収15万円未満でも笑顔で生活するための、「お金」の見直しポイントって?

ヨダヒロコ/六識

風呂内 実家暮らしにもかかわらず「食費」も「外食費」も1万円ずつ、さらに「交際費」も2万円かかっているのが気になります。もう少し実家で食べるなどして、合計4万円のところを3万円まで下げたいですね。次に、「服飾」「化粧品」「美容費」の合計が3万7,000円にもなるのは、収入とのバランスで考えると高いですね。2万5,000円以内を目指したいところです。「旅費・娯楽費」が2万円なのも気になるところ。恐らく最近ハマッているスポーツ観戦にお金を割いているのでしょうが、こちらも1万円までダウンしたいですね。

さらに言えば、実家暮らしなのに「生活用品」が1万円かかっているのは疑問です。また家計の主な項目に入らない「その他」が1万円となっていることも要注意です。この2項目は、まりこさんに限っていえば、0円でもおかしくありません。

編集部 自分の支出を、しっかり把握できていない可能性もありますね。ただ、「生活用品」と「その他」の支出がなければ、先ほどの3万2,000円の節約と合わせて、5万2,000円が浮く計算になりますね。そうすれば、なんとか手取り収入の範囲内で生活できそうです。

風呂内 そうですね。あとは、支出を減らすと同時に、自分の収入をアップさせる方法も模索したほうがいいかもしれません。それは、転職するという選択肢でなくてもOK。たとえば、今の職場で手当がつくような資格があれば、その取得をめざすなどしてはいかがでしょうか。

◆今回のおさらい
・現金主義にシフトして、支出をダウン。合わせて、収入をアップさせるような努力も
カード払いの悪循環から抜け出すためにも、まずは貯蓄を取り崩すなどして、一度精算を。その上で、収入に見合った生活を習慣づけるため、“現金主義”で月々の収支を把握しましょう。実家暮らしというアドバンテージを活かして、月々の定期的な貯蓄3万円はキープ。現状の赤字5万円分は、食事にかかる費目をはじめ、美容関連や趣味に費やす支出などを少しずつ減らすことでカバー。同時に、資格取得など収入を増やすような努力も行い、低収入女子からの脱却も図りましょう!

(取材・文:ヨダヒロコ/六識)

※この記事は2015年10月14日に公開されたものです

ヨダヒロコ/六識

女性向けライフスタイル情報誌&Webサイトの編集者を経て、 2013年に制作プロダクション「六識」をスタート。「働く女性が笑顔でいられる生き方を応援したい」という想いで、グルメや美容、マネー、恋愛・結婚をテーマにした記事の構成~執筆を行う。2児の母として、時短グッズの情報収集に余念がない。仕事・家事・育児に追われる日々の中、月に一度のネイルが癒しに。

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