お使いのOS・ブラウザでは、本サイトを適切に閲覧できない可能性があります。最新のブラウザをご利用ください。

「会計はすべて10円玉で支払う」「いつも違う彼女を連れてくる」バイト先で出会った、変な常連さん7選

森川ほしの/OFFICE-SANGA

バイト先で出会った、ちょっと変わった常連さん筆者が学生時代にバイトをしていたそば屋には、かならず週に一度「冷やし五目そば」を食べに来る常連さんがいました。そのため、今でも「冷やし五目そば」を見かけると、その人を思い出します。そんな印象深い「常連さん」に、バイト時代に出会ったことがあるという人も多いのでは? 働く女性たちに聞いてみました。

○○の人

・「コンビニのバイトをしていたときに、毎日チロルチョコを一つだけ買っていく人がいた」(28歳/ソフトウェア/技術職)

・「必ず1個しか買わないサラリーマン。しかも、高級パン屋でしたが、カードで200円くらいだけしか買わない」(26歳/人材派遣・人材紹介/事務系専門職)

・「喫茶店でバイトしているとき、毎日平日の昼間にチョコレートパフェだけを注文するおじさん。チョコパフェの人と呼ばれていた」(29歳/ホテル・旅行・アミューズメント/販売職・サービス系)

毎回同じものを注文する人は、「○○の人」と呼ばれがちですよね。ちなみに筆者が出会った「冷やし五目そばの常連さん」は、大量のティッシュをお盆の上に散らかして帰るので、「ティッシュの人」と呼ばれていました。

理解できない、常連さんのこだわり

・「映画館で、いつも一番前の席を指定してくる人がいた。見づらいのに……」(30歳/通信/事務系専門職)

・「どうしても1回に5000円以上使いたいという人。無理やりドリンクを2~3個頼んだりする」(31歳/食品・飲料/販売職・サービス系)

・「おひとりでいつも来店し、必ず席に着くと『お水一杯もらえる?』と言う。でも帰る直前まで一口も口にせず、帰るときに立ち上がって腰に手をあて、その水を一気飲みする人がいた。帰るときに頼めばいいのにと、いつも思っていた」(31歳/建設・土木/技術職)

きっと常連さんには常連さんなりの、事情や考えがあるのでしょう。それがわかればスッキリするのですが、謎のこだわりに直面するといつまでもモヤモヤしてしまいます。迷惑行為でなければ問題ないのだけれど……。

レジにて……

・「1000円ちょっとの商品を、すべて十円玉でお支払い。数えるのが大変だった」(31歳/団体・公益法人・官公庁/事務系専門職)

・「ジャラッと小銭を手渡すおじさん。だいたい足りていなくて『わかったかー』と悔しがりながら帰る」(31歳/情報・IT/事務系専門職)

・「コンビニでバイトをしていたときに、いつも会計で一万円札を出す人。細かいお金を一切出さないので、お釣りが本当に面倒だった」(24歳/食品・飲料/専門職)

1000円を超える買い物で、すべて十円玉とは……。数えるのに、かなり時間がかかりそうですね。同じような経験をしましたが、コインカウンターでサッとカウントしたところ、非常に悔しがられたことがあります。

常連のおじいちゃん!

・「パチンコ屋でバイトしているとき、調子がいいと1000円お小遣いをくれるおじいちゃんがいた」(31歳/医薬品・化粧品/営業職)

・「自分の預金を毎回自己申告してくるおじいちゃんがいました。けっこうな金額なので、自慢したいだけなのかも」(33歳/小売店/販売職・サービス系)

おじいちゃんにとっては、アルバイトの若い子と話すのが楽しみのひとつだったのかも。しかし、預金額を教えてもらっても、どう反応すればいいのやら……。「すごーい!」と驚くのが模範解答?

職業がバレバレ?

・「いつも魚の話ばかりしていて、魚くさい」(33歳/金属・鉄鋼・化学/技術職)

きっと、魚屋さんなのでしょう……。近所のお店で働いていたのかもしれませんね。商店街などにある店で働いていると自分も覚えられていることがあり、歩いているだけで「○○店の人だ」といわれることもあります。

常連さんの気になるファッションセンス

・「いつもそんな格好をしていないのに、派手な格好の洋服を買っていく」(26歳/ホテル・旅行・アミューズメント/営業職)

・「アパレルのバイトをしていたときに、全身茶色の人がいた。買った服も茶色」(28歳/金融・証券/専門職)

「買った服はどうしているの?」「まだ茶色の服が必要?」と、つい突っ込みたくなりますが……。そこは、お客さんの勝手ですからね。同じ色の服ばかり購入する人には、別のカラーをおすすめしたくなるかも。

アルバイトスタッフは見た!

・「いつもちがう彼女を連れてくる常連客がいて、同僚と楽しんでいた」(30歳/医療・福祉/専門職)

・「レストランでアルバイトをしているときに、毎回ちがう外国人女性を連れてくるおじさんがいて、彼は何者なのだろうとずっと思っていた」(33歳/学校・教育関連/専門職)

何やら、おもしろそうなお話。他人ごとながら、「そのオトコは、やめときなさい!」と、デート相手の女性に忠告したくなります。しかし、お客さまのプライベートを漏らすわけにもいかずモヤモヤ……。

こういった「ちょっと変わった常連さん」との出会いも、アルバイトの醍醐味(だいごみ)かもしれませんね。いろいろな話を聞いて、「自分も近所の飲食店やコンビニで、変わった常連さんだと思われているのでは?」と不安になってきました……。せめて「悪い意味で」印象に残ることがないように、客としてのマナーや振る舞いには、十分気をつけたいと思います。

(森川ほしの/OFFICE-SANGA)

※『マイナビウーマン』にて2015年9月にWebアンケート。有効回答数228件(22~34歳の働く女性)

※画像は本文と関係ありません

※この記事は2015年10月12日に公開されたものです

森川ほしの/OFFICE-SANGA

大学で美学を学び、「美とは何ぞや」生涯この問いと向き合っていくことを決意。言葉、人、恋愛、社会など、さまざまものの中にある「美」を求め、フリーライターの道へ。マイナビウーマンで恋愛、マナー、話し方などに関するコラムを担当。

この著者の記事一覧 

SHARE