働く男子に聞いた! 大人になったと感じた瞬間「回らないお寿司を食べた時」「バーでひとり酒」
20歳、30歳なんて、子どもの頃はものすごく大人のイメージがありませんでしたか? 当時のイメージとはちがっていても、やはり人は成長するものです。自分が大人になったと感じた瞬間を、社会人の男性に聞いてみました。
食べ物に質を求めるようになったとき
・「量より質の料理に心がひかれるとき。たくさんがっつりに魅力を感じなくて、1,000円のランチでも少なくて上質なものがよくなったとき。それなりに味が分かるようになってきたかと思うから」(36歳/機械・精密機器/営業職)
・「回らないお寿司をカウンターで食べたとき」(39歳/情報・IT/技術職)
チェーン店をローテーションしていた若かりし頃とちがって、大人になると質のいいものを少量食べただけで満足できるようになります。経済的に余裕ができると、まずは食べ物の趣味が変わるようです。
大人の味を知ったとき
・「バーで一人、お酒をまったり飲んでいるとき」(37歳/金属・鉄鋼・化学/技術職)
・「コーヒーがうまいと感じる」(24歳/金属・鉄鋼・化学/営業職)
昔はお酒は騒いで楽しむものだったのに、いつからか一人酒もいいなぁと思えるようになるものです。お酒そのものの味を楽しむことができるようになると、お酒に対する価値観が変わってくるのでしょう。今や苦いコーヒーも、リフレッシュには欠かせません。
考え方が変わったことを実感したとき
・「自分の立場を離れた、物事の考え・情報処理が出来るようになっていると感じたとき」(35歳/金属・鉄鋼・化学/その他)
・「ささいなことで怒らなくなったとき。以前は小さいことでもすぐ怒っていたが、あるときから些細なことは流せるようになったから」(35歳/情報・IT/技術職)
自分の感情のままに突き進んでいた昔は、正直すぎるがゆえに周囲との衝突も多かったはず。経験を積むと、協調性を考えた言動を取れるようになります。同じことを伝えるにしても、相手に受け入れてもらいやすい伝え方ができるのが、大人というものです。
若者に対する意識が変わったとき
・「高校生が騒いでるのを迷惑だと思ったとき」(28歳/情報・IT/技術職)
・「子どものいきがっている姿がかわいく見られたとき」(29歳/学校・教育関連/事務系専門職)
若者の姿に自分の当時を重ねてみると、なんて迷惑なことをしていたんだろう、なんて世間知らずな対応をしていたんだろうと思うことがあります。彼らも数年後には立派な大人になるんだと思うと、感慨深くなりますね。
自分はまだまだ若いと思っていても、知らず知らずのうちに大人としての対応を身につけ、実践しているものです。そしてこれからも経験を積むことによって物事の見方や考え方は変わってくるでしょう。大人になったからといって若者批判に走らず、20代30代ならではの大人としての時間を楽しみましょう。
(ファナティック)
※画像は本文と関係ありません
※マイナビウーマン調べ(2015年8月にWebアンケート。有効回答件数109件。22歳~39歳の社会人男性)
※この記事は2015年09月10日に公開されたものです