この会話、意味あんの? 女性がめんどくさいと思うのは「高かった自慢」or「安物買い自慢」?
ショッピングでほしかったものを見つけたとき「これ買ったんだ~」と友だちに報告することはよくあることですが、それがブランド物だったら「高かったのよ!」、バーゲンなどでお得に買えたら「安く手に入ったの!」なんて自慢げに話したりしていませんか? どちらも微妙にウザい「高いor安い自慢」。みなさんは、どちらのほうが面倒だと思いますか?
Q.どちらの自慢の対応のほうがめんどくさいですか?
「ブランドなどの高かった自慢」……78.7%
「安物買い自慢」……21.3%
ブランド物が高かったという自慢のほうが面倒だという女性が約8割。こちらのほうが、圧倒的にウザいようです(笑) では、どうして面倒だと思うのか理由を聞いてみましょう。
■共感できないから
・「安物買いならまだ参考にできる話もあるかもしれないが、ブランドは興味がないから」(26歳/金属・鉄鋼・化学/営業職)
・「あまりブランドものに興味がないので、自慢をされてもよくわからない。きっと相手が求める反応もできないし、自慢したいならほかの方にどうぞ」(31歳/医療・福祉/事務系専門職)
・「ムダなお金の使い方だなと思いつつ、そう言えないから」(30歳/機械・精密機器/事務系専門職)
自分自身があまりブランドに興味がない人はそのブランドがどんなに高いかという自慢をされても共感できなくて面倒だと感じるようです。逆に「お金のムダだな」と思ってしまうものの、そんなことを言うと相手を傷つけてしまったり、同調してくれないことに不満を感じられることもありそうですね。
■どう褒めていいか対応に困る
・「ブランドの高い自慢は、聞いているこちらが褒めたりしないといけないので面倒だから」(32歳/医療・福祉/専門職)
・「似合っていなかった場合、どうフォローするか大変です」(33歳/医療・福祉/専門職)
・「褒めておだてなきゃいけないから言葉の選択に神経使う」(27歳/その他/その他)
自慢しているということは褒めてほしいんだろうなと思うものの、それが似合っていなかった場合の褒め言葉やフォローに困るのでやめてほしいと思う人もいるようです。高かったと自慢したら褒めてくれるはずと相手が思い込んでいるだけに、言葉を選んでおだててあげないといけないところが面倒なのでしょうね。
では、安物買い自慢のほうが面倒だという女性にも理由を聞いてみましょう。
■安ければいいものでもないから
・「安ければいいとは思わないから」(30歳/医療・福祉/専門職)
・「自分は安物は買わないので『これ1000円だったー』とか言われても心の中では『すぐダメになって着れなくなるよ』と思っている」(33歳/医療・福祉/専門職)
・「自分がいいなぁと思うものではなかったら、褒めようもないし、同調できないから」(28歳/学校・教育関連/専門職)
いくら安くても、すぐにダメになりそうなものだったりしたら「いいね」とも言えず……。いわゆる「安物買いの銭失い」だとしか思えない物だと同調もできませんもんね。安ければいいものという価値観を持っていないのに、安物買いを自慢されても「へー」という感想しか持てないし「だから何?」という気にもなりそうですね。
自分もほしかったものだったり、本当に価値があるものを安く買えたという自慢なら対応の仕方も変わってくるのでしょうが、興味が持てないものを自慢されてもどういう風に感想を言えばいいのか困ってしまいそう。ブランドの高い自慢にしても安物買い自慢にしても、相手を見てやってくれればいいのにと思ったことがある人も多いみたいですね。お気に入りのものを買えたうれしさはわかりますが、みんなが共感してくれるわけではないということも、わかってほしいものです。
(ファナティック)
※画像は本文と関係ありません。
※『マイナビウーマン』にて2015年8月にWebアンケート。有効回答数188件(22歳~34歳の働く女性)。
※この記事は2015年08月18日に公開されたものです