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見れば気分がスッキリ&女の友情のよさを実感! 前田敦子主演ドラマ『マジすか学園』

オンナトモダチこんにちは。テレビレビュアーの光里です。

仕事やプライベートでイライラしたりモヤモヤした気分をスカッとさせたいときにピッタリのドラマが『マジすか学園』(2010年1月~3月まで放送)。AKB48のメンバーをメインとしたドラマなのですが、アイドルのイメージとは真逆の、ヤンキーたちの抗争と女の友情を描いた作品です。

●謎の転校生が続々と出現するヤンキーを倒して、頂点まで登りつめるところが爽快!

主人公は前田敦子(役名も同じ)。ヤンキーだらけの馬路須加(マジすか)女学園、通称・マジ女に転校してきた真面目女子です。ヤンキーともケンカとも無縁に見えた前田だけれど、同じ時期に転校してきた鬼塚だるま(なちゅ)がヤンキーグループに絡まれていたのを助けたことでケンカが強いことがバレ、マジ女のさまざまなヤンキー、さらにはマジ女を牛耳っているグループに狙われることに……。でも、前田はそれらの対戦に次々勝っていくんです! そうやって、一歩一歩マジ女の頂点まで登っていく下克上感がなんとも見ていて爽快!!

●女同士のアクションシーンを見ていると、こっちのストレスも吹き飛びそう!?

ちなみに、普段はメガネをかけて大人しくしている前田が、彼女を挑発するヤンキーたちにキレると、メガネを外し戦闘モードに入る……みたいなマンガなどにありがちなユニークな設定も。ただ、このシーンのあとに出てくる本格的なアクションシーンもこのドラマの見どころのひとつ! 前田とヤンキーのバトルシーンは、手に汗握るくらい迫力があります。見ていると痛々しいけれど、真剣勝負なこともあってか、決着がつくとこっちもスッキリした気持ちに!! ストレスがたまっているときに見るのがオススメ!

●最後まで見ていれば、仲間や女友だちの大切さに気づくかも!

ヤンキー、ケンカ……と荒々しい印象のドラマですが、実は女の友情もバッチリ描いている作品です。実は前田はとあることで親友を亡くしたせいで、友だちは作らない、仲間なんていらないと心を閉ざしていたのですが、ヤンキーたちとの戦いを通して過去のトラウマを克服。そうやって最終話までに前田が仲間や友情の大切さに気づいていくところも必見です! 「ときには真っ向からぶつかり合うことで、女の友情って絆が深まる」、「つらいときは、友だちに頼っていい!」というメッセージが伝わってきた気がしました。

放送中は、同じ時間に放送していた大好きな『タモリ倶楽部』を諦めて見ていたくらいハマッた作品。最終話まで見ると「女の友情も悪くないかも」と思えてくるドラマなので、女の人間関係に悩んでいる人は心のモヤモヤが少しはスッキリするかもしれません!

<プロフィール>
光里(ひかり)/テレビレビュアー。といいつつ、ドラマ、バラエティ番組以外に映画もウォッチングし、新旧問わずおもしろい作品を探し続けているライター。幼稚園児ながら、『にこにこぷん』よりも『夕やけニャンニャン』のほうが好きだった過去を持つ、アラサー女子。

※この記事は2015年07月16日に公開されたものです

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