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働く女性の忘れられないひとり旅エピソード5つ「国籍目当てのプロポーズ」「彼氏ができた」

Spinof Design(スピノフ デザイン)

どこへ行くにも、何を食べるにも自由なのが魅力のひとり旅。旅の相手がいると、どんなに親しくても気を使ったり、完全に自由というわけにはいきませんよね。ひとりだからこそ、ちょっとしたトラブルもあれば、ひとりならではのワクワクや出会いがありそうです。そこで、ひとり旅を経験した20~30代の女性に「ひとり旅で印象的だったエピソード」を教えていただきました。きっとあなたもひとり旅をしたくなるはず!

■そんなことあるの!?⇒トホホ&びっくり体験!
・「トラブルではないが、ひとりではなかなか温泉旅館へ泊まれないのが困る。ビジネスホテル中心になりがち。」(24歳/食品・飲料/専門職)
・「ひとりで忍者屋敷のアトラクションに入ってしまい、仕掛けを解かないと出られなくなった。後から来たカップルに、ひとりで忍者屋敷にいることを不思議そうに見られて恥ずかしかった。」(30歳/医療・福祉/専門職)
・「電車の本数がなさすぎて衝撃を受けた経験が……。私の地元の電車も少ないほうだけど、30分に一本あればまだいいほうだった……!」(29歳/その他)
・「自称小説家のおじいさんに声をかけられ、一緒に観光した。副業でやっているという占いを一方的に行われて、なんと料金を請求された。」(31歳/小売店/事務系専門職)

実はかつては、ひとり客(特に女性)お断りという宿も多く存在しました。ひとりだと宿にとって利益率が悪いことや、訳ありのお客さんではではないかと勘ぐられてしまうなど、諸説あります。時代は変わってひとりでも泊まりやすい宿は増えましたが、まだ歓迎でなかったり割高なところはあるようです。思いがけないトラブルや、変な人との出会いはお土産話のネタにしちゃいましょう!

■要注意&焦った@海外
・「カンボジア人に、国籍目当てでプロポーズされた。」(27歳/電機/営業職)
・「女ひとりなので安全を気にしてガイドを雇ったけど、そのガイドが変な人間で滞在中に軽いストーカーになってしまって怖かった。」(26歳/印刷・紙パルプ/事務系専門職)
・「ドイツで乗り継ぎ前の飛行機が遅れて、乗り継ぐ飛行機は定時発。本気で乗り遅れそうになってよくわからぬまま空港でダッシュ。間に合ったけど、めっちゃ焦った。」(28歳/サービス/秘書・アシスタント職)

日本人女性は、海外で声をかけられることが多いように感じます。イタリアでホテルのほうが部屋に荷物を運んでくれた後、「これからディスコに行こうよ。」と誘ってきたことがあります。ていねいにお断りしましたが、ダメモトで声をかけまくっているのでしょうか? 広い国際空港での乗り継ぎは、ドキドキしますよね。自己都合以外での乗り遅れなら、次の便に乗れるよう手配してくれることがあると聞きます。

■人の温かさが身にしみる
・「海外で飛行機の乗継時に、受付カウンターとは英語が通じなかった……。けれど並んでいた一般の方が理解してくれて、乗り場まで案内してくれた。」(27歳/商社・卸/事務系専門職)
・「海外で夜行列車に乗って移動するつもりが、電車の時間を完全にまちがえていて乗り損ねてしまった。見かねた駅長さん家族の部屋に泊めてもらったことがある。」(31歳/生保・損保/営業職)
・「パリでは道行くフランス人や古着屋さん、パン屋さんの店員さんと友だちになった。いろいろオススメスポットを教えてもらったり、一緒に遊んでもらったりして、猛烈に楽しかった。」(32歳/医療・福祉/専門職)
・「台湾旅行中、地図を見ていたら現地のおばちゃんが日本語を話せないのに一生懸命説明してくれた。日本語で案内をしてくれる電話番号も教えてくれた。本当に親切で素敵な人だった。」(32歳/農林・水産/営業職)

言葉が通じなくても、同じ人間。真剣に伝えようとすれば、身振り手振りなどで心が通うこともありますよね。現地の方からすると「せっかく自国に来てくれたんなら、ぜひ楽しんでほしい」という気持ちから、親身にしてくださるのかも。ガイドブックには載っていない、地元の名物・名所を教えてもらえると本当にうれしいですよね。ひとり旅だとなおのこと「この人を助けたい」「交流してみたい」と思われるのかもしれません。

■旅を通じての成長&出会いや感動、発見がある!
・「空港と街を往復しているバスの運転手さんが、到着した日と帰国した日でなんと同じ人! 帰国時は英語が上達していて、最初より流暢に話せた。」(32歳/クリエイティブ職)
「地下鉄の券売機のところで困っていた人に声をかけて手助けをしたら、お礼に一杯奢るという話になった。そのまま旅行の後半は一緒に回ったこと。」(27歳/団体・公益法人・官公庁)
・「NYの夜景がきれいな場所で、プロポーズしているカップルがいた。成功したらしく、こちらまで感動! 思わず一緒に記念撮影した(笑)。」(25歳/運輸・倉庫/事務系専門職)
・「ヨーロッパに行ったとき、ホテルを相部屋にして、いろいろな国の人たちと出会えた。今でも、Facebookで交流している」(26歳/主婦)
・「日本人と会って、日本語で話せることの楽しさを再発見できた。」(28歳/食品・飲料/技術職)

奇跡的な出会い、旅の後も続く出会いもあるようです。日本人だけではなく、アジア系の女性は集団で行動することが多いようです。ところがひとり旅だと、自立した女性と言う印象を受けるようで、現地の人から共感を得られるのだとか。海外の国内線に乗り合わせた合唱団の方たちが、機内で歌を披露するというサプライズに遭遇したことがあります。

■ひとり旅ならではの醍醐味!
・「宿の人と仲良くなって、居酒屋に一緒に行った。」(28歳/ソフトウェア/技術職)
・「道に迷ってしまったが、おかげでこれまで行ったことがない町並みを見ることができたので、とても楽しかった。」(33歳/学校・教育関連/事務系専門職)
・「飲み屋で友だちがいっぱいできた。」(27歳/学校・教育関連/クリエイティブ職)
・「乗り物で隣になった人の家に親切に泊めてもらったり、彼氏ができたりした。」(32歳/生保・損保/事務系専門職)
・「田舎のバスで自分だけしかお客さんがおらず、運転手さんと仲良くなった。」(27歳/金融・証券/事務系専門職)
・「ひとり旅と知った地元のガイドさんが、親切に観光スポットなどを説明してくれた。」(31歳/主婦)
・「民宿のおじさんがいい人すぎて、すべて案内してくれた。これじゃ2人旅。」(28歳/自動車関連/事務系専門職)

旅はいつもより積極性が増すのかもしれません。道を尋ねたり地元のおすすめを聞くなど、コミュニケーションが増えるのも一因ですよね。男性の友だちから「カナダの長距離バスで隣だった日本人の女の子と付き合うことになった。」と聞いたときは、驚きました。先日、電車の中で、長野からひとり旅に来た女性に葉山までの行き方を尋ねられましたが、葉山までの行き方のほかにもオススメの観光場所や名物などの話にも花が咲きました。

ひとり旅は大変なこともありますが、楽しいことのほうがずっと多いようです。自分を見つめ直すもよし、冒険するもよし。ひとり旅を通じて旅先での交流や新しい発見、日常への感謝などの経験が、素敵な宝物になるはずです。コミュニケーション力や計画性が身についたり、計画と現実が乖離したときの対処法が普段のビジネススキルにも応用できそうですね。

(Spinof Design)

※画像は本文と関係ありません。

※『マイナビウーマン』にて2015年6月にWebアンケート。有効回答数241件(22歳~34歳の女性)。

※この記事は2015年07月11日に公開されたものです

Spinof Design(スピノフ デザイン)

グラフィックデザインの制作を中心に、ライター業、ライフデザイン講座の開催、アート教室を運営しています。主な専門分野は「女性の転職」「男性視点」「子育てと仕事の両立」です。「自分のカラを破ろう!」をテーマに、乳幼児向けのママさん向けの「パート起業&パート就業講座」をスタート。小学校でのキャリアデザイン出張授業や、商業高校での「とにかく楽しく!作りたいものを一緒に作るIllustrator・Photoshop講座」も好評です。

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