十二支は古代中国、殷の時代(BC1500~1100年ごろ)に成立し、当初は動物と関係ありませんでした。現在の動物のイメージが定着したのは後漢(BC100年)ごろ。覚えやすいように、十二支が持つ「時間、方位、季節」などの意味や、イメージに合う動物を当てはめたといわれています。つまり猫があぶれたのはたまたまなのだとか。「干支の順番を決めるという神さまのお触れが出た際、日時を聞き洩らした猫にネズミが嘘を教えたため」というお話は後代の創作といわれています。
(山下まちか/OFFICE-SANGA)
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※この記事は2015年07月09日に公開されたものです
山下まちか/OFFICE-SANGA
一日に数回は「猫になりたい」とつぶやく猫好きライター。取材先で飼われている犬くん、道端で会う野良猫ちゃんにもなつかれてしまう謎のオーラを隠し持つ。マイナビウーマンではペットに関するコラムを執筆中。