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「せんべろ」できるお店に行って、知らないおじさんと意気投合! これってありorなし?

奥多摩子

「せんべろ」できる、つまり千円でべろんべろんになれるお店には、会社帰りのおじさまたちがわんさかいらっしゃいます。「気がつけば隣席のおじさんと意気投合!」なんてこともあるかもしれません。今回は、女友だちと行った飲み屋で一緒になったおじさんと意気投合するのはありかなしか、その正直なところを働く女性のみなさんに聞いてみました。

Q.女友だちと「せんべろ」できるお店に行って、おじさんと意気投合するのはあり? なし?

 「あり」……55.5%
 「なし」……44.5%

半数以上の女性が、「せんべろ」できるお店に行って、おじさんと意気投合するのはありとのこと! みなさん、けっこうオープンですね! では、その理由を詳しく聞いてみましょう。

<「あり」派の意見>

■笑顔で「ごちそうさまです!」

・「おごってもらえる可能性があるから」(32歳/医療・福祉/専門職)
・「隣に座っていたおじさんに気に入られて、よくおごってもらいました」(30歳/自動車関連/事務系専門職)
・「以前、同僚と2人で錦糸町の焼き鳥屋に行ったところ、隣テーブルのシニアチームと盛り上がり、その日の飲み代すべて、おごっていただきました!」(33歳/情報・IT/クリエイティブ職)

これは女子の特権かもしれません。見ず知らずの人だから申し訳ないと思うことはありません。ここはおじさんに気持ちよくおごらせてあげるのが優しさというもの。相手のご好意は素直に頂戴しましょう。

■年上ならではの大人の会話

・「人生経験になる」(28歳/建築・土木/事務系専門職)
・「同世代とはちがう話が聞けそうだから」(31歳/小売店/秘書・アシスタント職)
・「逆にそっちのが盛り上がれそう」(28歳/医療・福祉/専門職)

おじさんだって無駄に歳を重ねているわけじゃありません。私たちの知らない時代を生き抜いてきたのです。その知識や経験から、奇知に富んだおもしろい話を聞くことができるかもしれません。こういうスパイスは意外に楽しいものです♪

■お酒の席は楽しんでナンボ!

・「その時その時のノリで楽しめるから」(33歳/学校・教育関連/事務系専門職)
・「酔った勢いでいろいろな人と話をして楽しければいいと思う」(27歳/人材派遣・人材紹介/事務系専門職)
・「おもしろければよし」(28歳/学校・教育関連/その他)

お酒好きは概してこういう人が多いのかもしれません。「知らない人だから」「おじさんだから」と邪見にせず、出逢いに感謝しひたすら楽しむ。そんな気持ちでいれば、きっとお酒は何十倍、いや何百倍、何千倍とおいしくなるものです。

<「なし」派の意見>

■せっかくだから内輪で盛り上がりたい

・「友だち同士でワイワイやりたいので」(28歳/自動車関連/事務系専門職)
・「友だちと話すのに集中したい」(30歳/生保・損保/事務系専門職)

ひとりであればまだしも、せっかく気の合う仲間と来ているのだから、よそ者抜きで楽しくやりたいと思うのは、ある意味当然のこと。そういうモチベーションの飲み会であれば、隣席のおじさんに声をかけられようと徹底的に無視を決め込むべきですね。

■そもそもそういうノリに興味がありません!

・「若ければいいのかもしれないけど、ある程度の年になると品が大切だと思うから」(30歳/医療・福祉/専門職)
・「お酒を飲まないので楽しくない」(29歳/その他/その他)
・「せんべろにいくこと自体に、抵抗があるから。」(32歳/自動車関連/事務系専門職)

「見ず知らずの人と意気投合してその場を楽しもう!」という、そのノリ自体に抵抗を感じてしまう。あるいはせんべろできるお店やお酒そのものへの興味が低いという人たちもいるようです。ビバせんべろ派な私としては残念ですが、個人の趣向のちがいですね。

■おじさんは苦手……。

・「おじさんは浮気したいかもしれないので」(29歳/その他/その他)
・「おじさんと意気投合したいと思わないから」(31歳/自動車関連/営業職)
・「面倒なことになりそうなので」(32歳/学校・教育関連/事務系専門職)

おじさん自体に警戒心や嫌悪感を抱いているという回答も。下心があるのではないか、飲んだあとで絡まれるのではないか。そんなおじさんばかりではないと信じたいところですが、お酒はときとして人を豹変させてしまうもの。用心、用心。

比率としては「あり」と答えた方のほうがやや多めではありますが、「なし」の回答も4割以上。なかには「せんべろを知らない」という回答もちらほらあり、お酒が好きでせんべろできるお店を日夜発掘している私としては、少々悲しい結果に……。みなさんは、どう見ますか?

(奥多摩子)

※画像は本文と関係ありません。

※『マイナビウーマン』にて2015年4月にWebアンケート。有効回答数206件(22歳~34歳の女性)。

※この記事は2015年05月21日に公開されたものです

奥多摩子

好きなものは山と酒と活字。「旨い酒をたらふく飲んでぽっくり逝くこと」を目標に日々全力で生きています。最近、山でイケメンに助けられ最終的に彼の実家である酒蔵に嫁ぐという夢のような夢をみて夢であることに気づいた瞬間、朝から吐きそうなくらい落ち込みました。

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