「ほっとけない女」はなぜモテる? 男性が守りたくなる女性の特徴
専門家に聞いた「ほっとけない女」になってモテるコツ
そんな男性に好印象な「ほっとけない女」ですが、むやみやたらに弱みを見せればいいというわけではありません。男女の心理にくわしい、心理コーディネーターの織田隼人さんに、「ほっとけない女」になって男心をつかむコツを聞いてみました。
男性が好きな「ほっとけない女」とは?
男性が好きなほっとけない女性は、「がんばっているけれどハラハラさせるところがある女性」です。なんでもそつなくこなしてしまう女性だと、男性から見て「彼女に任せれば大丈夫」となってしまうからです。ここでは、職場・飲み会・LINEやメール・デートで使えるテクニックをご紹介します。
職場で使えるテクニック
職場では、「がんばっている姿を見せること」と「たくさん相談すること」を心がけましょう。がんばっている雰囲気を出すことで、男性に「応援したい」と思ってもらえます。そしてマメに相談すると、「大丈夫か? 俺が支えてあげなきゃ」と男性の保護欲を掻き立てます。そうすることで、まわりからサポートされやすい空気を作ることができます。
◎このテクニックを使うときの注意点
注意点としては、がんばらずに相談ばかりしたり、自分で何も調べずに相談したりすると、「ただ手抜きしている足手まとい」になってしまうこと。自分なりに努力を重ねている姿を見せることが重要なので、「ここまでは自分で調べたけれど、あとはわからない」とか「ここまでできたので、ここから手伝ってほしいです。代わりにあなたの仕事で、私にできることがあれば手伝います」というように、努力を見せるようにしましょう。
飲み会で使えるテクニック
飲み会では「会話」が中心になるので、会話の中でほっとけない女性になる必要があります。コツとしては、お笑いで言う「ボケ役」になること。お笑いでは、ボケ役とツッコミ役がいます。飲み会では、女性がボケ役を演じると、男性たちがツッコミ役に徹してくれることが多いです。そして会話がうまく弾むようになります。男性たちもいいボケ役の女性がいれば、その女性をいじると場が盛り上がれることを知っているので、ボケ役の女性を探しているのです。
ボケ役になるコツは、「一般的な回答から少しずれた回答をすること」。たとえば「好きな飲み物」を聞かれたときに素直に答えるのではなくて「シチュー」と答えると、男性たちはツッコミを入れたくなってしまいます。このように「ちょっと普通からずれた回答をする」ことでツッコミを入れてもらえるようになり、飲み会の会話でもほっとけない女性になることができます。
◎このテクニックを使うときの注意点
注意点としては、完全に笑いに走るとただの面白いネタキャラになってしまうことです。会話の中心になったとしても、自分がただのネタキャラで終わると、いい出会いも逃してしまいます。ボケに対してツッコミを入れられたときに、ちょっと恥ずかしそうに「女性らしさ」や「かわいらしさ」をアピールして、好きになってもらえる行動もしてみましょう。
LINE・メールで使えるテクニック
LINEやメールでほっとけない女性になるには、「お礼上手」になることが重要です。LINEやメールで相談に乗ってもらったときは「相談に乗ってくれてありがとう」と伝えたり、何か手伝ってもらったあとはLINEなどで「助けてくれてすごくうれしかった」とかわいくお礼を言ったりすると、それだけで男性は「また助けてあげよう」という気持ちになります。それが続くと、その女性を助けたい、ほっとけないという感情が増していくのです。
LINEやメールは何度も見返すことができるからこそ、お礼を入れるのが効果的です。男性はそのお礼のメッセージを何度も見返して悦に入り、そしてもっとお礼を言われたい、彼女の役に立ちたいと思うのです。
◎このテクニックを使うときの注意点
注意点としては、長文のメッセージを送りすぎないことです。長文というのは「返事に困るもの」。メールにしてもLINEにしても、できる限り短文にしておきましょう。短文であれば、お互いにやりとりが楽になります。
デートで使えるテクニック
デートでほっとけない女性になるには、「次に何が起きるかわからない」と男性に感じてもらうことがポイントです。たとえば、おいしそうなクレープなどが売っていたら急にそっちのほうに走って「食べたい!」と言うなど、たまに男性がびっくりするような行動をとるといいでしょう。
こうした行動をとると、男性は相手の女性から目を離すことができない(目を離すと物理的にどこかに行ってしまうかもしれないし、変な行動をとるかもしれない)という心理状態になり、「ほっとけない」と思ってもらえます。
デートだと移動時間が長いはずですし、ショッピングセンターや雑貨屋などにも行くことが多いでしょう。そこで急に、彼の前で「あそこに行きたい!」と言って動いてしまいましょう。たいていの男性は「えっ! 次はこっち!?」と少し驚きつつも、おおらかに「楽しんでくれているんだな」と思ってくれるはずです。
◎このテクニックを使うときの注意点
注意点としては、「わがままになりすぎないようにすること」です。「あれをしてほしい」「これをしてほしい」とわがままを言うのと、急に行動を変えるのはちょっと意味がちがいます。わがままを言いすぎると男性は疲れるので、「これをしてほしい」と相手に要望を出すのではなく、「自分がこれをやりたい」という自分の意思を伝えて、動くようにしましょう。