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新卒5年目までの社会人に聞いた!残業時間と有給取得から計算した「プライベート安定型」企業のTOP3は

新卒5年目までの社会人による「プライベート安定型 会社ランキング」

就職・転職のための企業リサーチサイト「Vorkers」を運営するヴォーカーズは、新卒入社で5年目までの若手社員による「プライベート安定型 会社ランキング」を発表した。

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このランキングは、同社が行った新卒入社で5年目までの社員による企業評価レポート(11,694件)から、「残業時間数(月間)」と「有休取得率」の2つの数値に基づいて「プライベート時間確保指数」を算出し、調査対象企業平均値の指数を100として順位をつけたもの。月間残業時間と有休取得率(いずれも実数)は任意回答としている。

ランキングの1位を獲得したのはJALスカイで、プライベート時間確保指数は、全企業平均の約1.7倍にあたる169.44。若手社員のクチコミをみると「独身には予定が立てやすく、働きやすかったのではないか。有休もほぼ消化できていた」、「有給休暇が取りやすく、福利厚生を利用して海外によく行きました」というコメントがあり、JALグループならではのメリットを活かしてプライベートを楽しむ社員もいた。早朝や夜間勤務があることから、家族の理解も必要で、空港繁忙期のゴールデンウィークや、お盆、年末年始は休みづらいといった制約もある。

2位は、本田技研工業とオリエンタルランドが同率で164.47となった。本田技研工業は労働組合がしっかりしており、「過度な残業をしない・有休をしっかり取得する」仕組みが確立している。「有休消化ノルマに追われる」というコメントもあったが、管理職は残業、休日出勤が当たり前となり、プライベート時間確保の維持が難しくなるケースもあるとのこと。

オリエンタルランドが運営するディズニーリゾートは、365日営業であるためシフト制勤務が基本で、通常業務を行えば時間通りに退社が可能。会社が残業を抑制しており、若手社員のクチコミを見ると「事情があって残業できない人間が肩身の狭い思いをしない空気があった」とプライベート時間を大切にする企業文化が根付いていることがうかがえる。繁忙期には休みづらい一方、「繁忙期でなければ長期休暇を取得することが奨励されている」というコメントから、有休取得も容易であることがわかった。

(エボル)

※この記事は2015年03月29日に公開されたものです

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