女性の活躍推進は順調か!? 「地域社会でイキイキと活躍していると思う」は6.7ポイント減少！
[日本では女性がイキイキと活躍していると思うか]
ソニー生命保険は、2015年2月24日～2月26日の3日間、全国の20～69歳の女性に対し、「女性の活躍に関する調査」をインターネットリサーチで実施、1,000名の有効サンプルの集計結果を発表した。
【「仕事」が66.2%を占める働く女性の1日!! 女性のワークバランスとストレスに関する調査からみえたこと!?】
同調査は、2013年11月に発表した調査に引き続き、2回目となる。
現在、「女性の活躍推進」は、国の成長戦略の中核に位置づけられており、その活躍がさらに進むことに期待が集まっている。アンケートでは、まず、家庭や職場など実際の場面で、女性がどの程度「イキイキ」と活躍していると思うか、を聞いた。
イキイキと活躍していると思う人の割合は、「家庭」43.2%、「職場」37.8%、「地域社会」33.3%、「ネットコミュニティ」38.1%となり、いずれの場面もそう思わない人の割合を上まわったが、2013年の調査と比較すると、4.3ポイント減少している。
[家事の時給換算]
仮説として、家事や地域社会での貢献を時給に換算してもらったところ、「乳幼児の育児・世話」が1,305円と最も高く、「(小学生以上の子どもの)育児・世話」は1,069円、「食事の準備・後片付け」999円、「掃除・洗濯」899円、「地域社会での貢献」827円、「買い物」814円と続いた。
[専業主婦は、現在の生活や仕事をどのようにとらえているか]
同調査から、働く女性の3人に1人は、専業主婦願望を持っていることもわかった。専業主婦(383名)に、生活や仕事に関する内容を提示し、そう思うか、思わないか聞いたところ、「現在の生活に満足している」では同意率は61.3%と6割を超えた。一方、「本当は外に働きに行きたい」と考えている専業主婦も34.0%いることがわかった。
(エボル)
※この記事は2015年03月29日に公開されたものです
