もう時効？　今だから言える私の「ゴースト体験」を暴露！　「塾の生徒の論文を書いた」「友だちの代わりに気になる男の子にメール」

有名作曲家のゴーストライター発覚問題や、天才小説家のアシスタントがゴーストライターになっていくドラマなど、なにかと話題だけどあまり声を大にしては言えない「ゴースト」の存在。身近な人の肩代わりなら、実は経験あり!?　今回は働く女性たちに、ゴースト体験をこっそり告白してもらいました！

【その裏側を見てみたい、興味がある代行業者1位「恋人代行」】

家庭内ゴースト

・「妹の夏休みの宿題の絵画、描きました。提出前夜に泣きながら宿題終わってないと家族に告白し、全員で分担した結果です」（29歳／金属・鉄鋼・化学／事務系専門職）
・「兄の書初めを書いた」（25歳／金融・証券／営業職）
・「妹の代わりに読書感想文を書いたら賞をとってしまったことがある」（26歳／医療・福祉／秘書・アシスタント職）
・「逆に母親に卒業文集の文などを考えてもらってた」（25歳／その他）
・「夫の履歴書や職務経歴書や志望動機、論文などを夫の代わりに書いた」（31歳／その他）

兄弟間、親子間、夫婦間など、家庭内ゴーストのタイプもさまざま。さらに、その提出物が高評価だったりすると、素直に喜んでいいのか微妙ですよね。

友だち間ゴースト・初級編

・「授業の代返」（33歳／医療・福祉／専門職）
・「友だちに課題を手伝ってもらって、レポートをそのまま提出したことがあります」（29歳／団体・公益法人・官公庁／技術職）
・「友だちがバイトをさぼるとき、友だちの親のふりをして、バイト先に電話をかけてあげた。風邪を引きました。と」（31歳／建設・土木／事務系専門職）

授業の代返は、経験者も多いのでは？　先生もきっと気づいているのでしょうけれど……。

友だち間ゴースト・上級編

・「中学時代、隣の男の子のテスト答案を書いた」（30歳／機械・精密機器／秘書・アシスタント職）
・「友だちの代わりに志望理由の小論文を書いてあげたことがあります。合格したのでホッとしました」（28歳／アパレル・繊維／事務系専門職）
・「高校生の時は友人と宿題の分担をしていた。○○ちゃんは国語、△△さんは数学、といったように」（31歳／医療・福祉／専門職）
・「友だちの代わりに、気になる男の子にメールを送ったことがあり、成功し、その二人はいまも付き合っている」（28歳／学校・教育関連／専門職）

それぞれが得意分野を担当するというのは、理にかなっていて合理的ですね。でも、ゴーストには変わりありません。

それ、やっていいの～？

・「家庭教師をしていた際、生徒の読書感想文のゴーストライターをした」（23歳／その他／事務系専門職）
・「塾の生徒の代わりに論文書いてあげた」（30歳／電機／事務系専門職）

かわいい生徒を思うあまりに!?　でも、それって生徒のためにならないですよね～先生！

社内ゴースト・同僚編

・「同僚の名前で小さな研修に参加した」（30歳／建設・土木／事務系専門職）
・「昔、外資系企業に勤めていた時に同僚が英語ができなかったのでクライアントや上司宛のメールを書いてあげていた」（33歳／医療・福祉／専門職）

英語が苦手な同僚に代わって……というパターンは、ほかにも数名。学校の宿題と違って、仕事に関わる英文を間違えるわけにはいかないし、やむを得ないかも!?

社内ゴースト・上司編

・「上司の名前で資料の提出は、よくある」（31歳／金属・鉄鋼・化学／秘書・アシスタント職）
・「お客様に対する謝罪文。上司は理系すぎて日本語が苦手なため」（32歳／金融・証券／営業職）
・「店長の代わりに報告書を作って提出した」（26歳／その他／事務系専門職）
・「上司の名前で仕事を取ったが、中身には上司が一切かかわらなかった」（29歳／その他）

上司の代わりに資料作成は、かなり多かったです。世の中の部下が、いかに上司のために影でがんばっているかがわかりました。

ドキッとするようなゴースト体験もありましたが、その後、どうなったのか気になりますね。後でバレて、大問題に発展……なんてことになっていなければいいのですが……。

（カンナ マコ／OFFICE-SANGA）

※『マイナビウーマン』にて2015年2月にWebアンケート。有効回答数243件（22～34歳の働く女性）

※画像は本文と関係ありません

※この記事は2015年03月23日に公開されたものです