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創業124年の老舗が大損失!その理由はたった一文字の綴りミス

1875年から続くTaylor & Sonsは役所に登録する際に、役所が記載した社名が「Taylor & Son」になっていたため、大きな損失を被ってしまいました。

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このミスは役所によって3日後に修正されたものの、会社の経営に多くな影響を与えてしまいました。社長はこの役所によるミスが明らかになった時、モルディブで休暇中でしたが、急きょ対応に追われたそうです。

取引先、顧客、借入先など様々なところで問題が起き、従業員250名を抱えていたこの会社は、一気に倒産の危機に追いやられてしまいました。

例えば、1か月に約7千万の取引があった顧客や約5億円規模のプロジェクトも立ち消えになったそうです。

Taylor & Sons社は、行政を相手取った訴えを起こし、約16億円の賠償を得られることが確定しましたが、124年かけて築き上げてきた信頼を、たった一文字のスペルミスが一瞬にして壊してしまった罪は消すことができません。

たった一文字で、意味が変わってしまったり、固有名詞の場合には全く別のものになってしまう可能性もあるので、ビジネスの際はもちろん、プライベートでもスペルのミスや漢字の間違いには特に注意を払わなければいけませんね。

参考:
How a typo destroyed 124-year-old company Taylor & Sons
http://www.news.com.au/finance/business/how-a-typo-destroyed-124-year-old-company-taylor-sons/story-fnda1bsz-1227199567162

※この記事は2015年02月11日に公開されたものです

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