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腹が立つ、許せない人間とどう向き合うのか

職場や、仲間内に、「どうしてもこの人だけは許せない!!」という人物はいませんか? 「まったくいない」という人は、恐らく少ないのでないでしょうか。「許せない」と思う相手とは、どんな風に付き合っていけば良いのでしょうか?

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許せない人、周りにいませんか?

人間、誰しも、「好き、嫌い」という感情は持っています。好きな人ばかりが周りにいれば、多少つらい仕事でも乗り切ることが出来るかもしれませんが、「この人だけは許せない……!!」とネガティブな感情を抱く相手が一人でもいると、どっと疲れてしまいますよね。

一緒にいるだけでイライラしてしまうような人というのは、精神的にも、肉体的にも疲労感を与えるストレス要因です。ストレスは少ないにこしたことはありません。「許せない人」との付き合い方、考え方を変えれば、少し心も体も楽になります。

相手を変化させることが不可能!

「許せない人」に対して、まず理解しなければいけないことがあります。それは「その人を変えることが不可能である」ということ。「この人の考え方を変えてもらえば、少し好きになれるかもしれない!」と考えて、あれこれ相手にアプローチしているのであれば、それは残念ですが、得策ではありません。

人の考え方や性格を変えるのは並大抵のことではなく、その努力自体も大きなストレスになってしまいます。その人を変えることができない、とまず理解しましょう。

責める行為は自分へのストレス!

「許せない人」を責めたくなったり、つめよりたくなったりする気持ちも当然湧くでしょう。しかし、それもまた、あなた自身にストレスを掛ける要因になります。ネガティブな方向に感情を傾ける行為は、心の健康を考えると、良いこととは言えません。

責めたり、つめよったりすることは、すべてあなたにマイナスとなって返ってくるのです。また、「心の中で少しくらい責めても……」と思う人もいるかもしれませんが、そういった感情をすべて覆い隠すことはまず不可能です。

会話の端々、態度の中に、必ず感情が露見してしまいます。

人格と言動は別物!

次に、落ち着いて、その人の「許せない部分」をまとめてみましょう。その人の性格そのものを「許せない!」と思うよりも、「許せない部分」つまり、行動や言動をピックアップすることによって、性格と切り離し、「この人が許せない」と思うのではなく「この行動が許せない」「あの言葉が許せない」という風に考えれば、ストレスは軽減されます。

性格そのものが許せないと思っていると、その人の行動すべてが腹立たしく感じてしまいますが、性格と行動・言動を切り離すことにより、ネガティブな気持ちになる機会を減らすことができるのです。

「許せない人」を、無理やり「好きになろう」「許そう」と思う努力は、ポジティブな姿勢かもしれませんが、大きなストレスが掛かってしまいます。相手を変えることは不可能ですが、相手に対する捉え方を変化させるのは可能です。

強いストレスを感じている人は、ぜひ試してみてください。

※この記事は2015年01月17日に公開されたものです

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