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アジア女性がネット通販を好む!? いやいや、日本人女性は中国、韓国の三分の一弱 イギリスの調査機関

約半分のアジア女性が実店舗でよりも、ネット上でショッピングするほうが好きだということがわかった。イギリス誌エコノミストの調査機関 Economist Intelligence Unit(EIU)は、アジア8カ国の主要都市で計5500名の女性を対象に調査を行い、その結果を明らかにした。論文は16日、同機関の中国語版サイトなどに掲載された。

近年、アジア女性の社会進出が進み、働く女性は家庭経済の重要な収入源となっている。金銭面の独立とともに時間の不自由も感じる女性たちにとって、便利なネット通販が重要な買い物手段となっているようだ。

しかし、各国の状況がそれぞれ違う。中国や韓国ではいずれも約70%の女性がネット通販を好む、一方、日本人女性はわずか18%と低迷している。その原因には女性の独立心や金銭使いの自由さなどが挙げられるが、実店舗で買い物するときの「ストレス」も要因のひとつだと指摘されている。

アンケートの結果によると、実店舗で買い物するときにストレスを感じていてる割合は、韓国人女性(54%)、中国人女性(大陸部)(50%)、日本人女性(41%)と、いずれも高い結果となった。しかし、「女性客に対する店員さんの態度が悪いと感じるか」という設問に対しては、そう感じたのが、中国人女性では38%、韓国人女性では14%、日本人女性ではわずか11%と、実店舗のサービスの差も伺える結果だといえよう。

いずれにしても、アジア女性はネット通販を愛用していることが明確になり、市場規模もさらに大きくなるようだ。本調査の依頼側である中国系の大手通販企業は2014年を「She?s経済 元年」と名づけ、今後さらにネット通販事業に力を入れていく模様だ。

(マイナビウーマン編集部)

※この記事は2014年12月19日に公開されたものです

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