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知ってた? 日本では年間約16万頭もの犬猫が殺処分に遭っている! 「りぼんBOX」チャリティで動物たちを救おう

「りぼんBOX」ってなに?

着ていない洋服や使わなくなったファッションアイテムを売り、その一部を動物のために寄付できる「りぼんBOX」の受付が始まった。

「りぼんBOX」は、「眠っているブランド品をハッピーに変える」をスローガンとするブランド品宅配買取サービス「ブランディア」と、ライフスタイルマガジンONE BRANDが共同で運営するサービス。

「りぼんBOX」をブランディアから取り寄せ、着ていない洋服や使わなくなったファッションアイテムを入れて返送すると、「りぼんBOX」1箱につき500円が、保護犬のための寄付活動などを行うプロジェクト「ONELOVEプロジェクト」を通じて動物保護団体に寄付される。また、利用者は買取金額のうち希望額を、任意の動物愛護団体に寄付することもできる。寄付金は、動物を取り巻く環境を守るための支援活動に使われる仕組みだ。

どのようにして「りぼんBOX」が生まれたのか。「りぼんBOX」誕生の理由をデファクトスタンダード事業創造室 室長の小磯氏に聞いてみた。

ペットブームの影で……

小磯卓也氏と一般社団法人アニマルドネーション理事の上野歩美氏、保護犬の茶太郎くん。

「今年の9月にある医師から『動物の殺処分をゼロにする活動』を手伝ってほしいという相談を受けました。私自身、以前から人間の勝手な都合で不幸になってしまう動物がいることはなんとなく知っていて、たまに募金をしたりしていました。ですが、医師の方と話をする中で、日本では年間で約16万頭、1日に平均約400頭もの犬猫が殺処分されているという現実を知り、想像以上の数に大きな衝撃を受けたんです」

ペットブームの裏側で、膨大な数に昇る殺処分数。知らずに驚いた方も多いのではないだろうか。

「それからというもの、知ってしまった以上は見過ごすことができず、この現状をどうにかできないかと四六時中考えるようになりました」

「りぼんBOX」誕生、そこに込めた想い

「りぼんBOX」を申し込むと、「ONE BRAND」マガジンなどのごほうびもたくさん。

「全国から自宅に眠っている洋服やバックなどを宅配買取している私たちが、モノを寄付金に変えて動物保護団体に支援することなら現在のスキームで行える。さらに、現金での募金よりも敷居が低く、利用者の方にも負担が少なく参加してもらいやすいのではないか。そうして、関係者の話し合いを重ねて生まれたのが『りぼんBOX』です」

現在日本では、約2,500万頭の犬猫がペットとして飼われる一方で、動物の殺処分がいまだ多く行われている。ドイツやイギリスなどの先進国では人と動物の共存を実現させているが、日本は動物にやさしい国とは言えない状況だ。

「今回の取り組みを通じて、ひとりでも多くの方に現在の日本の動物を取り巻く環境を知ってもらいたい、考えるきっかけになれればと思っています。そして、この現状をみんなで変えてきたいと心から願っています」

動物の殺処分……思わず目を逸らしたくなるが、ひとりひとりがまずしっかりと現実に目を向けることが大切ではないだろうか。

「りぼんBOX」の受付は、1(ワン)と2(ニャン)と1(ヒト)が1つになるという語呂合わせから、12月11日より開始しており、2015年1月12日より順次発送する。詳細は、「りぼんBOX」チャリティ特設ページ(http://brandear.jp/ct/reborn_box)にて。

(マイナビウーマン編集部)

※この記事は2014年12月19日に公開されたものです

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