お使いのOS・ブラウザでは、本サイトを適切に閲覧できない可能性があります。最新のブラウザをご利用ください。

【Facebook活用術】繋がりたくない人から「友達申請」がきたら、どうするのが正解?

三橋ゆか里

コミュニケーション手段として人気のSNS「Facebook」ですが、友だちや恋人、会社の人などとの交流で悩む女子たちも。そこで、読者の悩みに専門家がアドバイス。Facebookの上手な使いこなし術について教えてもらいました。

<今回のお悩み>

「そんなに仲よくもない友達や、できればFacebookで繋がることすら避けたい元彼からの友達申請を断れなくて、Facebookに近況がアップできなくなった」(26歳/団体・公益法人・官公庁/その他)

働く女子のこのお悩みに対して、IT女子代表のライター・三橋ゆか里さんにアドバイスを聞きました!

<三橋さんからのアドバイス>

実名で登録し、リアルな人間関係をベースに交流や繋がりを楽しむのがFacebookです。自分が実生活でも関わりのある人と繋がるのがFacebookだということを念頭において活用しましょう。

それを踏まえた上で、Facebookやその他のSNSを活用する際に大切なのが、それが「自分にとって何のための場所なのか?」を考えること。何となく使いはじめてしまう人もいると思いますが、改めて、それは友達と繋がる場所? それとも仕事に活かすための場所? など自問自答してみてください。

特に日本では、Facebookで仕事関係の人と繋がることが珍しくなく、友達申請が来るままに承認していると、何のための場所かわからなくなってしまいます。私にとって、Facebookはこれまでお会いしたことのある方と連絡を取り合える場所です。名刺を引っ張り出したり、メールを検索したりしなくても、メッセージを送ることで連絡がとれる。そこには高校時代の友人もいれば、つい先日参加した仕事のイベントで知り合った方もいます。でも、「この方とは今後もお付き合いがありそうか?」を基準に友達申請を承認したり、申請したりしています。

例えば、私の友人には、「現在の職場の人とはつながらない」というルールを設けている子もいます。いくら親しくしていても、彼女または相手が今の職場を離れない限り、Facebookでは繋がらない。仕事とプライベートが混じると、どうしても気まずかったり、こちらの意図に反して誤って解釈されてしまうようなことが起こりうるから。彼女は、自分のルールを周囲に公言していて、まわりはそれを理解もしてくれるし、実際、転職してから繋がった元職場の友人もいるそうです。実名&リアルな人間関係をベースにしているのであれば、その具体的なルールは人それぞれでよいと思います。

現在、私が使っているSNSは、主にFacebookとTwitterです。Facebookは自分にとって一種の連絡網で、すでにある人間関係をより強化するためのもの。しょっちゅうお会いすることはなくても、Facebookで繋がっていることで、普段の私の投稿を見てくださっている方からお仕事のご依頼などをいただくことも。一方のTwitterは、自分の仕事や興味関心についてより広く発信し、受信する場所です。大事なのは、自分にとってどんな場所にしたいか、何の目的で使うのかを考えること。

友達申請を断りにくい、スルーしにくい、という気持ちはよくわかりますが、私達の生活や私達自身がまったく変化しないことがないように、人間関係だって変化していくもの。現に、アメリカ発のSNSには、「人間関係が更新されていく」という考えの基に作られた、友人の上限数を設定したものがあるほどです。過去が今に繋がっているならそれはそれ。でも、今、そして「これから」にフォーカスしたSNSの使い方を検討してみてもよいのではないでしょうか。

(続きを読む)あなたの友達リクエスト送信は、誰までOK?

※詳しい解説についてはこちら関連記事1本目のリンク先をチェックしてみて!

次のページを読む

SHARE