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キーワードは”イメージチェンジ”! お色直しをオシャレに演出する3つのテクニック

お色直しでどんなドレスを着たらいいかで悩んでいる花嫁さん、多いですよね。「カラードレスを着てみたいけれど似合う色がわからない」「迷いに迷った別の白ドレスをお色直しで着るってあり?」など、悩みはさまざま。自分も納得し、そしてゲストも喜ぶお色直しスタイルはどんなものを選べばいいの??? そこで今回、マイナビウエディング プレミアムクラブ編集部では、ドレス選びのエキスパート・兼島裕美さんに、お色直し用ドレス選びのポイントについてレクチャーしていただきました!

◆パーティのフィナーレを飾るドレス。ポイントはシルエットと正面のデザイン
挙式で着るウエディングドレスで多くの花嫁さんが意識するのがバックスタイルだと思います。バージンロードを歩くとき、そして挙式中。ゲストの視線は常に花嫁の後ろ姿にあるため、当然トレーンの長さやデザインなどにはこだわる人が多いもの。一方のお色直しのドレス選びで重視すべきポイントは? 答えは「正面から見たデザイン」です。再入場をしてから各テーブルを周ってゲストと記念撮影をしたり、お父様やお母様への手紙を読んだり、そして最後はゲストをお見送りするなど、全身を正面から見られることが多いのがお色直し後のシーンの特徴です。

そこで、ドレスを選ぶときは全身の立ち姿に重点を置いて、より自分のスタイルがよく見えるシルエットやデザインを選ぶのがコツです。試着のときはかならず全身を写真に撮り、客観的にどう見えるかもチェックしてください。できれば新郎とふたり並んで撮れればベストです。「ドレスのボリュームがありすぎて新郎と距離感がある」なんてことのないように。ふたりで並んで大切なゲストをお見送りする、フィナーレにふさわしいドレスということをイメージしながらドレスショップに足を運んでください。

◆カラードレスはドレスの色そのものよりも?自分の顔映り?を重視して
お色直しでカラードレスを着たいと考えている場合、もっとも悩むのがその「色」だと思います。自分が好きな色を着るのが一番ですが、色のトーンによっては顔がくすんで見えるものもあるので要注意。ドレスを試着する前に、体にあてて肌が明るく透明感があるように見える色をチョイスするようにしてください。また色選びの際に事前にチェックしてほしいのが、会場の床や壁の色。柄の絨毯に多色使いのドレスではまるでカメレオンのようになってしまいそう! 着る色が引き立つ床あるいはテーブルクロスや装花とのバランスもぜひ考慮してください。

実際にカラードレスを試着してから多いのが「ドレスに着せられている感がある」という悩みです。身体が華奢で顔の線が細い日本人はボリュームのあるカラードレスに?負けて?しまうことも。そこで私がおすすめするのがマーメイドやエンパイヤなど細身のデザインのカラードレスです。アカデミー賞の授賞式などを見てもわかるように海外のセレブ達が公式な場で纏っているのは颯爽と歩く姿がサマになるスレンダータイプのカラードレス。「体型に自信がなくて??」と言う方も多いですが、体型のコンプレックスを上手に隠してくれるのが?色?と?デザイン?です。例えば濃いめの色で引き締まって見せたり、上半身がシンプルなラインでウエストラインをすっきりと見せたり。ふだんとは違う表情ながらもスタイリッシュにカラードレスを着こなす姿は、きっとゲストの目にも新鮮に映るはず。

◆お色直しでも白のドレスを選ぶ花嫁急増! 白2着の場合は司会者からコメントを
「最後まで悩んだ白のウエディングドレスを両方着たい!」という花嫁さんもきっといるはず。お色直しではカラードレスを着なければならないという決まりはありませんから、白を2着でも一向にかまいません。ただし、ゲストからの声として多いのが「最初のドレスと2着目のドレスの違いがよく分からなかった」という意見。たとえ花嫁本人が満足していたとしても、せっかく中座をして着替えたのにその違いに気づいてもらえないのはあまりに寂しいものです。

そもそもお色直しは大切なゲストの目を楽しませてこそのもの。例えば2着目はミニ丈のドレスやベージュがかった色にするなど、遠目から見てもイメージがガラリと違うと分かるものを選んでみてはいかがでしょう。もし、その違いが分かりづらい場合はぜひ、司会者に、あえて白のドレスでお色直しをしたその?こだわり?を伝えるコメントをお願いしてみてください。「花嫁になる日は、クリアな気持ちを表すような白のドレスで臨みたかったという新婦の○○さん。お色直しはカラードレスではなく、白のドレスを選ばれました」こうしたコメントをさりげなく添えてもらうことで、おふたりのウエディングのひとつのエピソードとしてゲストの記憶に刻まれるのではないでしょうか。

※この記事は2014年12月05日に公開されたものです

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