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電話中のアナタの気分が悪いと声も悪い―カラダと心と声はつながっている

電話対応ってめんどくさい。そんなことを考えてませんか? 電話対応中の表情って、声でわかってしまうのです。そんなことないと思ってるあなた、カラダと心が声と直結していることを頭に入れておきましょう。

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電話の第一印象は声しかない

他人がどういう人間であるかというのは、第一印象で決まります。普通に直接会って話す場合、約55%が態度や表情、約38%が話し方や声とで印象が決まると言われています。しかし、電話の場合は話し方や声でしか表現できません。

約55%の態度や表情の部分も、話し方や声で推量し、「こんな喋り方だから、相手はこんな表情をしてるだろう」と思ってしまうのです。つまり、合計して約93%が話し方や声で印象が決まってしまうのです。

気分が悪いと声も悪い

そして、その人の感情というものは、無意識のうちに声に乗ってしまうのです。つまらないときはつまらなそうな声や喋り方になりますし、楽しいときは楽しそうな声と喋り方になります。電話の向こうでは、その声だけで相手の感情を判断するしかありませんので、直接会っているときよりも余計に、声や喋り方に神経を集中させています。

そして、その人がどんな態度で電話に出ているか、瞬時に感じ取ってしまうのです。

顔が見えないからこそ、笑顔で電話を

顔が見えないから、きっとつまらなそうな表情をしててもだいじょうぶだよねという方がたまにいますが、大きな間違いです。そして、電話対応というのは会社を代表して出るものです。あなたのつまらなそうな電話対応が、会社の印象を決めてしまうかもしれません。

無理矢理にでも笑顔を作って電話に出てみましょう。それだけで、相手には好印象に聞こえるはずです。顔が見えないからこそ、印象の良くなる笑顔を声に乗せて受け答えをしましょう。それだけでも、あなたと会社の印象はグッと上がっていくのです。

顔が見えないからこそ、おざなりになっている人も多い電話対応。しかし電話対応は非常に重要な仕事です。あなたの声の表情一つで、クレームになるか、クレームを感謝に変えるか決まるのです。相手のカラダと心が温かくなるように、あなたのカラダと心も温めて電話対応を頑張りましょう。

※この記事は2014年11月24日に公開されたものです

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