お使いのOS・ブラウザでは、本サイトを適切に閲覧できない可能性があります。最新のブラウザをご利用ください。

命名権の関係? 日本各地の変わった名前が付いている公衆トイレたち―『蛇口屋稼業 因 東司』(京都府)

公園や駅など、いろいろな場所にある公衆トイレ。普通は公衆トイレに名前なんて付いていませんが、日本各地には企業名など、名前付きの公衆トイレもあったりします。今回は、そんな名前が付いている公衆トイレたちを紹介します。

【【すごい女子トイレ】ルミネ有楽町のトイレは大人女子の感性を刺激!】

待ち合わせスポットにもなる? 名前のついたトイレたち

●『蛇口屋稼業 因 東司』(京都府)
京都市では市内の観光地にある3カ所のトイレのネーミングライツを売却。清水寺の駐車場にあるトイレは水道用品を扱う株式会社カクダイが購入し、この名前が付けられました。必殺仕事人みたいで格好いいですよね。

●『舞妓体験処「心」のトイレ』(京都府)
上と同じく、京都市が売却したネーミングライツによって命名された公衆トイレです。『本格舞妓体験処 心』を運営する株式会社豊かな気持ちが取得し、その名前が付けられています。清掃業者だけでなく、お店のスタッフもトイレ清掃をされているそうですよ。

●『京都東山 トイレ診断士の厠堂』(京都府)
京都市が売却した公衆トイレのネーミングライツの三つ目がこちらです。トイレのメンテナンスを行っている株式会社アメニティなど3社が共同で購入し、この名前が付けられました。社内のトイレ診断士が関わっているのでこんな名前が付けられているのですね。

他にも、東京都と神奈川県にも「トイレ診断士の厠堂」と名付けられたトイレがあります。

●『渋谷区立表参道ヒルズ公衆便所』(東京都)
表参道公衆便所のネーミングライツを、六本木ヒルズなどを手掛けた森ビル株式会社が購入し、この名前が付けられました。公衆トイレですが「ヒルズ」と付くとなんだか高級になったような気がしますよね。

●『神宮前シブミックトイレ』(東京都)
神宮前公衆便所のネーミングライツを日本カルミックという会社が購入し、この名前が付けられました。恐らく、シブヤとカルミックでシブミックということでしょう。

●『恵比寿KANSEIトイレ』(東京都)
こちらは恵比寿駅西口公衆便所に付けられた名前です。管清工業という会社がネーミングライツを購入したため、社名が付けられています。名前だけでなく、「また来たい公衆トイレ」を目指して最新鋭の技術が盛り込まれているそうです。

●『就活サポート「出会いのトイレ」』(東京都)
現在は変更されていますが、2012年まで千駄ヶ谷駅前公衆便所に付けられていた名前です。ちょっと別の意味に取ってしまいそうな名前ですよね……。

●『どかんさんとせいこちゃんの学べるトイレ in 渋谷駅東口』(東京都)
こちらも2012年まで渋谷駅東口公衆便所に付けられていた名前です。先ほどの恵比寿KANSEIトイレと同じく、管清工業がネーミングライツを取得していました。

●『とまチョップぴかぴかトイレ』(北海道)
苫小牧西港北埠頭(ふとう)にあるトイレのネーミングライツも売却され、フェリーターミナルを運営する苫小牧港開発が購入しました。「とまチョップぴかぴかトイレ」と名付けられました。「とまチョップ」は苫小牧市の公式キャラクター。

外壁などにとまチョップが描かれているそうです。

日本各地には、こうした名前が付けられた公衆トイレがあるようです。中にはネーミングライツを売りに出すも買い手が見つからないというケースもあるようです。しかし、利用者の多い公衆トイレはインパクトも大きいですから、社名などを覚えてもらいやすいかもしれませんね。

(中田ボンベ@dcp)

※この記事は2014年11月07日に公開されたものです

SHARE