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雑学 生活

日本各地に山のどれが活火山?どこの都道府県には活火山がないの?「関西や四国は活火山がない」

2014年9月27日に起きた御嶽山の噴火。多くの登山者が犠牲になるなど戦後最悪の噴火災害となりました。登山の人気スポットとして有名な山だったので「まさか」と思った人も多いでしょう。御嶽山の噴火以降、どんな山が活火山なのか興味を持つ人も増えているそうです。

今回は、どんな山が活火山なのか、また活火山がないのはどの都道府県なのかご紹介します。

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■日本は活火山だらけ!

かつては、活火山以外に「死火山」「休火山」という呼び方が使われていました。気象庁によると、死火山は「歴史時代(文献による検証可能な時代)の噴火の記録がない火山」を指し、休火山は「歴史時代に噴火記録はあるものの、現在休んでいる火山」のことを指す言葉です。

皆さんもこの二つは聞いたことがるのではないでしょうか?

しかし、近年では「火山学の発展に伴い過去1万年間の噴火履歴で活火山を定義するのが適当である」という国際的な見解が一般的になりました。日本では2003年に、火山噴火予知連絡会が「概ね過去1万年以内に噴火した火山及び現在活発な噴気活動のある火山は全て活火山」という定義をまとめました。

そのため、現在は「死火山」「休火山」という呼び方は使われていません。

2003年にまとめられた定義を基に選定された日本の活火山の数は、現在110山となっています。さらにこの110の山の中で「火山防災のために監視・観測体制の充実等の必要がある火山」として特に注視されているものが47山あります。

47山は選定理由によって4つのグループに分けられており、

●近年、噴火活動を繰り返している火山……23山
雌阿寒岳(北海道)、十勝岳(北海道)、樽前山(北海道)、有珠山(北海道)、北海道駒ヶ岳(北海道)
秋田焼山(秋田県)、秋田駒ヶ岳(秋田県、岩手県)、吾妻山(山形県、福島県)
那須岳(栃木県)、草津白根山(群馬県)、浅間山(長野県、群馬県)
新潟焼山(新潟県)、焼岳(長野県、岐阜県)、御嶽山(長野県、岐阜県)
伊豆大島(東京都)、三宅島(東京都)、硫黄島(東京都)
阿蘇山(熊本県)、霧島山(宮崎県、鹿児島県)、桜島(鹿児島県)、薩摩硫黄島(鹿児島県)、口永良部島(鹿児島県)、諏訪之瀬島(鹿児島県)

●過去100年程度以内に火山活動の高まりが認められている火山……18山
アトサヌプリ(北海道)、大雪山(北海道)、恵山(北海道)
岩手山(岩手県)、栗駒山(宮城県、秋田県、岩手県)、蔵王山(宮城県、山形県)
安達太良山(福島県)、磐梯山(福島県)、日光白根山(栃木県、群馬県)
乗鞍岳(長野県、岐阜県)、白山(石川県、岐阜県)、箱根山(神奈川県、静岡県)
伊豆東部火山群(静岡県)、新島(東京都)、神津島(東京都)、八丈島(東京都)
鶴見岳・伽藍岳(大分県)、九重山(大分県)

●現在異常はみられないが過去の噴火履歴等からみて噴火の可能性が考えられる……4山
岩木山(青森県)、鳥海山(山形県、秋田県)、富士山(山梨県、静岡県)、雲仙岳(長崎県)

●予測困難な突発的な小噴火の発生時に火口付近で被害が生じる可能性が考えられる……2山
倶多楽(北海道)、青ヶ島(東京都)

以上のような形になっています。全体的に北海道の活火山が多いです。神奈川県と静岡県にまたがる箱根山など、意外に感じる山も入っていますね。

■関西や四国は活火山がない!

110もある日本の活火山。日本各地に点在しています。ではどこなら活火山がないのか、皆さん気になるでしょう。

活火山がないとされている都道府県は、全部で21あります。その内訳は、

●関東地方
・埼玉県、茨城県、千葉県

●中部・北陸地方
・愛知県、三重県、福井県

●関西地方
・京都府、滋賀県、奈良県、和歌山県、大阪府、兵庫県

●中国・四国地方
・広島県、鳥取県、岡山県、香川県、愛媛県、徳島県、高知県

●九州地方
・福岡県、佐賀県

となっています。関西と四国は全部活火山のない地域のようです。

こうして見ると、日本は本当に火山国なんだとあらためて思いますね。少なくとも、活火山は噴火する可能性がある山です。もしものときのために、避難用具や非常食などは備えておくといいかもしれませんね。

参考:気象庁 活火山とは
http://www.data.jma.go.jp/svd/vois/data/tokyo/STOCK/kaisetsu/katsukazan_toha/katsukazan_toha.html

(中田ボンベ@dcp)

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