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あなたの保険は「お宝保険」かも―生命保険を解約しない方がいい場合

いざという時のために入る生命保険。ただし、いざという時よりも現状をしのぐ方が先だ!ということも長い人生には起こるもの。こんなとき、生命保険をまずは解約してみようと考えるものですが……それよりもまずは保証額を減額できないかを要チェック。

それで乗り切れるなら、解約しない方がいい場合もあるのです。

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生命保険を安易に解約しない方がいい理由

生命保険を安易に解約してしまうと、新たに生命保険に入り直したときに今よりも高い保険料を払わなければならなくなったり、予定利率の低い保険に入り直さなくてはならなくなったりします。特に気をつけたいのが「お宝保険」と呼ばれる、予定利率の高い時期に入った保険の解約。

このお宝保険は運用利回りがいい保険で、平成8年4月よりも前に加入したものはこの保険である可能性が高いようです。

この運用利回りは何かと言うと、保険料の割引に関わっています。利回りが高いと保険料が安くなり、利回りが低いと保険料が高くなることがあります。つまり利回りがいい保険を手放すということは、保険料が安い割に保証が充実している保険を手放すということにつながってしまうのです。

保証額の減額で回避できそうなら、減額を検討してみよう

毎月の支払いが苦しくて生命保険を解約したいという場合は、生命保険の保障額を減額して、毎月の保険料支払いを少なくすることで回避できないか、一度検討してみましょう。

保障額の減額は「保険の一部解約」にあたるため、一部解約した部分の解約返戻金が戻ってくる場合があります。また保障枠がせばまるため、その分の保険料も支払わなくてよくなり、月々の保険料が少なく済むようになるのです。

またつけている特約を外すだけでも、保険料負担が軽くなる場合があります。保証の一部だけを残して、今後の支払いを止める「払い済み保険」にするという方法もあります。

解約をするよりも前に、まずは今どんな生命保険に入っているのかをしっかりチェック。その上で対処法を考えてみましょう。解約するよりも、もっとお得な方法があるかもしれません。

※この記事は2014年10月27日に公開されたものです

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