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初心者でも知ったかぶりができるかもしれないクラシック音楽のアレコレ―『運命』ではなく『交響曲第5番 ハ短調 作品67』

他の人から一目置かれる趣味といえば、やはり「クラシック音楽鑑賞」は外せないでしょう。趣味を聞かれたときに答えると、間違いなく「おおっ!」と思われるはずです。しかし、クラシック音楽の鑑賞を趣味にするのは、意外とハードルが高く、なかなか手が出せません。

今回は、「それでも俺は通ぶっていい格好をしたい!」という人のために、初心者でもクラシック音楽について知ったかぶりができる知識たちを紹介します。

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覚えておけば通ぶれる……かもしれないTIPSたち

ピアノの講師の方や、学生吹奏楽団のメンバーの方など、実際にクラシック音楽の鑑賞を趣味としている人たちに聞いた「知ったかぶりができるかもしれない知識」をまとめてみました。

●楽団の名前を覚えておけ
通っぽく振る舞うのなら、ある程度オーケストラ楽団の名前を覚えておくといいそうです。例えば、日本国内なら日本最古の『東京フィルハーモニー交響楽団』や有名な『NHK交響楽団』といった楽団があります。海外ではドイツの『ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団』や、オーストリアの『ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団』あたりが、クラシック音楽を聞かない人でも知っていたりします。

すっと楽団の名前を出せるようになると、少し通っぽく思われるでしょう。楽団ごとの演奏の特徴なども語れるようになればさらに通っぽいですね。

●あまりにも有名な音楽家は避ける
一般の人でも知っているような音楽家ではなく、あまり知られていない音楽家の名前を出しておくとこれも通っぽく思われます。ただ、あまりにも「誰?」という人よりもかろうじて聞いたことがあるかもしれないというラインがいいそうです。

例えば、リストやドヴォルザーク、ブラームスあたりがいいのだとか。

●曲名をさらっと出せるよう覚えておく
音楽家の名前だけでなく、さらっと曲名を出せるのも通っぽく思われるポイントです。著名な音楽家の有名な作品だけでもいいので、覚えておき、ふと耳にしたときに「お、これはエルガーの『威風堂々』だね」とアピールすると「クラシック音楽に詳しい人」という印象を与えられるでしょう。

また、『運命』ではなく『交響曲第5番 ハ短調 作品67』といったように、一般的に呼ばれている名前ではなく、正式な名前を出すのも通っぽいアピールになります。

●指揮者によって演奏が違うことをアピール
同じ曲でも、指揮者ごとにテンポや強弱の違いなど、個性があります。例えば、ベートーベンの『交響曲第5番 ハ短調 作品67』、通称『運命』。ジャジャジャジャーンというメロディーで有名ですが、この部分だけでも指揮者によってテンポがゆっくりだったり速かったりします。

歴史に名を残す名指揮者、ヘルベルト・フォン・カラヤンの場合、テンポが速く、メリハリの利いた曲になっていたりします。こうした点をさらっと語ることができると、通っぽく思われるかもしれません。

●クラシックに疎い人の前だけで知ったかぶりをすること
これが一番大事だそうです(笑)。確かに付け焼き刃の知識では、本当によく知っている人の前だとボロが出てしまうでしょうね。

通ぶれるかもしれないクラシック音楽鑑賞のアレコレをまとめてみました。ただ、楽団の名前・特徴や音楽家の名前や曲、さらには指揮者の特徴までしっかり覚えたら、通ぶれるのではなく本当の「通」の一歩手前といえるのではないでしょうか?

その流れでさまざまな曲をたくさん聞いたら、本当に趣味だといっても差し支えないでしょう。通ぶって語るところからスタートする、そんなクラシック音楽鑑賞のパターンもアリかもしれませんね。

(中田ボンベ@dcp)

※この記事は2014年10月21日に公開されたものです

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