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テーブルの形に人の心理は左右される!ならばトコトン利用しちゃおう!

普段何気なく利用しているテーブル。さまざまな形があるものの、それをいちいち意識することはあまりないはず。しかし実はこの形こそが人の心理を左右するとなれば、ちょっと気になってしまいますよね。そこで今回は、テーブルの形を利用し、会話を有意義にすすめるコツをご紹介しましょう。

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テーブルの形をめぐって議論!?

かつてベトナム戦争終結時、北ベトナムと南ベトナム、南ベトナム共和国臨時革命政府、さらにはアメリカ合衆国との間で和平交渉するに当たり、使用するテーブルの形で8カ月以上も議論を続けたという有名な話が残っています。

これはパリ協定(ベトナム和平)と言われていますが、お互いにテーブルの形が人の心理に影響を及ぼすことを知っていたからこそと考えられます。

ちなみにこのとき、北側はすべての代表が公平になるように円形のテーブルを、南側は角のあるテーブルを主張。結果的に北ベトナムと南ベトナムの代表が円形のテーブルに、それ以外の代表がその周囲におかれた角のあるテーブルについたのです。

テーブルの形と心理の秘密

以上のことからもわかるとおり、円形のテーブルは出席者全員が平等に話し合いたいとき、さまざまな意見を出し合って有意義な話し合いにしたいときなどに非常に有効です。上下関係や対立関係を気にせずに、皆が同じ条件で座って向かい合うことができますから、穏やかな雰囲気で話し合いが可能となるのです。

例えば仕事場でスタッフ全員が集まり、いろいろなアイディアをつのりたい場合などには非常に向いているといえるでしょう。

逆に角のあるテーブルは、上下関係がはっきりする話し合いに有効です。基本的に職場ではスペース上の問題などから、応接室に角のあるテーブルを利用しているところがほとんどのはず。確実に話し合いに結論を出したい場合に最適ですから、自身の立場を維持しながら会話をすすめたい場合には向いていることでしょう。

なかなかよい話し合いができないと悩んでいる場合は、テーブルをかえるだけでも効果がみられる可能性があります。貴重な時間を無駄にせず、会話を有意義なものにしていくためにも、ぜひこれらを上手に取り入れてみてくださいね。

※この記事は2014年10月16日に公開されたものです

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