女性に聞いた! 結婚後、夫が使うお金は「お小遣い制」or「自由」、どちらにしたい?
結婚したら家計のやりくりを妻に任せるという夫婦は多いですが、その場合、夫が使うお金はお小遣い制にしますか? それとも夫が自由に使えるようにしますか? 今回は、結婚前に決めておきたい結婚後のお金の使い方について女性の意見を聞いてみました。
Q.あなたは結婚したら、夫の使うお金はお小遣い制にしたいですか? 自由に使わせたいですか?
お小遣い制……60.9%
自由に使わせたい……39.1%
女性の多くは夫が使うお金もきちんと管理できるお小遣い制でやっていきたいと思っているようですね。では、早速それぞれの意見を見ていきましょう。
<お小遣い制を選んだ方の意見>
■ムダ遣いしそうだから
・「自由に使わせると、ムダ遣いをしそうだからです。3万円位にしたいと思います」(31歳/ソフトウェア/事務系専門職)
・「今の彼はちょっと浪費家傾向なので、お小遣い制にしたいと勝手に妄想している。ざっくりと10万円くらいの中で貯金もするなりやりくりしてほしいなと。お互いストレスがたまらないくらいに、金額は多めで」(25歳/学校・教育関連/事務系専門職)
・「自分の父が趣味のためにいくらでもつぎ込んでしまう人なので、それを見ていると、『お小遣いの範囲内で』という上限は設けないと大変なことになりそうだから。その人の稼ぎによるけど5万前後とか」(25歳/印刷・紙パルプ/事務系専門職)
男性にお金を持たせるとムダ遣いしそうと思っている女性はお小遣い制にしようと思うようですね。結婚相手の収入に応じて金額を決めて、その範囲内でやりくりしてもらうというのが家計にも影響がなさそうです。
■余計な出費を減らして貯金したい
・「ムダな出費を減らして貯蓄に回したいから。1カ月あたり、2万円くらい」(28歳/機械・精密機器/事務系専門職)
・「貯金したいので。相手も目安があったほうがわかりやすいと思うし。給料の1割お小遣い制がいいです」(26歳/学校・教育関連/事務系専門職)
・「家を買いたいため。やはりムダ遣いをしないようにいくら本人の稼いだお金とはいえ、ある程度貯金に回したい。1カ月5万程度」(32歳/学校・教育関連/事務系専門職)
マイホーム購入や将来のための貯金をするには夫に自由にお金を使わせるわけにはいかないと考えている女性も。いくらでも使えるとなると男性の金銭感覚を信用できないという人は少なくないようですね。
■2人で協力して節約生活したい
・「夫婦でお金を貯めていきたいので自分も節約するし、相手にも節約してほしいのでお小遣い性希望。1カ月の小遣いは5万円くらいで考えている」(24歳/医療・福祉/専門職)
・「お互い、お小遣い制にして計画的に使いたい。お互いに月収の10%を小遣いにしたい」(31歳/商社・卸/秘書・アシスタント職)
一緒に生活していくのだからお互いに協力して家計をやりくりしたいという女性は、夫だけでなく自分もお小遣い制にしようと考えているみたいですね。これなら夫からの不満もないかもしれません。
では、自由に使わせたいと考えている女性にも理由を聞いてみましょう。
<自由に使わせたいを選んだ方の意見>
■働くモチベーションになる
・「現在は必要経費(預貯金を含む)を支出した残りは自由に使ってもらっているため。稼げば稼ぐほど、自由なお金が増えるんだという実感のもと、仕事をがんばってほしい、という方針だから」(30歳/医薬品・化粧品/事務系専門職)
稼げば稼いだだけ自由に使えるお金が増えるというのが、夫の働くモチベーションになると考える女性もいるようです。必要なお金を妻に渡してくれるのであればこういう方法もよさそうですね。
■夫のお金を制限するのはかわいそう
・「自分で稼いだお金をお小遣いという形で支給されるなんて、自分ならば絶対に嫌だから」(30歳/小売店/秘書・アシスタント職)
・「おそらく主に稼いでくるのは旦那なので、お小遣い制にするのはかわいそう」(27歳/建設・土木/販売職・サービス系)
夫が稼いだ給料をお小遣いとして制限してしまうのはかわいそうだし、自分がされると嫌だと思う女性もいるようですね。結婚する相手が同じように考える人ならば、自由に使わせておくほうがケンカにもならなさそうですが、その場合は男性にもしっかりとした金銭感覚を求めたいものです。
お金の使い方をしっかり管理したいという女性は、お小遣い制を望んでいる様子。男性の金銭感覚がきちんとしていると思えるなら自由に使わせてもいいでしょうが、なかなかそういう男性はいないかもしれません。結婚前には家計の管理についてもお互いが納得するまで話し合う必要がありそうですね。
(ファナティック)
※画像は本文と関係ありません
※『マイナビウーマン』にて2014年9月にWebアンケート。有効回答数258件(22歳~34歳の働く女性)
※この記事は2014年10月15日に公開されたものです