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ただ褒めてもNG!?言い方次第で受け止め方が変わる心理とは?

褒めれば相手の機嫌が良くなると思いがちですが、状況によってはなかなかそうならないこともあります。実はこれには、あなたの言い方が深く関係していることも。そこで今回は、相手が本当に喜ぶような上手な褒め方について迫ってみましょう。

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言い方で受け止め方が変わる理由

人は物事をいろいろな向きから見たり考えたりします。たとえその対象は同じものであっても、それをどうとらえるかによって受ける印象も変わってくるのです。これはフレーミング理論といわれており、日常のさまざまな場面でごく普通に用いられています。

特にわかりやすいのが宣伝効果をねらったもので、数字を連想させるものはさらにインパクトが強くなります。

例)

A「この商品は1カ月分入って、いまだけなんと3,000円です」

B「この商品は1日あたりたったの10円です」

C「この商品は、1カ月分のランチを食堂から自前のお弁当にかえるだけで手に入るお値段です」

D「この商品は3,000円で、たっぷり1カ月も使えます」

上記のように、同じ商品で同じ値段のものを売り込む場合でも、性格や価値観の違いが影響し宣伝効果がかわってきます。褒めるときも同様に、相手がよりポジティブに受け止められる言い方をするのがポイントといえるでしょう。

相手の性格や感情にあわせて褒め方をかえてみよう

自身が本当に褒められていると心から感じられるときは、ポジティブな傾向になっているもの。しかしもともと真面目な人やネガティブ傾向にある人はなかなか受け入れづらい場合がありますよね。そんなときは相手の性格や良いところを見つけて、それに同調してあげるような褒め方がオススメ。

相手がコンプレックスに思っているところをそうではないと伝えてあげれば、きっと自信につながり、前向きにとらえることができるようになるでしょう。相手の言葉や気持ちを常に読み取り、最善な言葉で褒めてあげるのが一番効果的です。

自分がどのように褒められればうれしくなるのかを考えれば、他の人を褒めるときもごく自然に振る舞うことができるはず。ぜひ褒め上手になって、相手を喜ばせてあげてくださいね。

※この記事は2014年10月11日に公開されたものです

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