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褒めるときに逆効果なポイントは?「外見を褒めるのは、危険!」

誰かと仲良くなりたいときには、「褒めるのが有効」と言われます。その通りにしているのに、なぜかあまり相手と近づけない……なんて方はいませんか? 実はそれは、あなたの褒め方が逆効果になっているからかもしれません! せっかく褒めているのに、残念な結果にしないために、避けるべきポイントを紹介します。

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下心を見せてはダメ

人を褒めるとき、もっとも避けなければならないのが、相手に「下心があるから褒めているのでは……」と思われることです。例えば合コンで、「○○さんって、本当に色が白くて美人だね」と言われたとします。多くの女性は、「下心があるのでは!?」と疑ってしまうことでしょう。

たとえ褒めた人にそんな気持ちがなかったとしても、こんな印象は致命的。その後の挽回は難しいのです。だからこそ誰かを褒めるときには、下心を感じさせないよう、最大限の配慮をする必要があります。

外見を褒めるのは、危険!

褒め言葉の中でも、外見に関するものは定番です。しかし実はこの褒め言葉には、大きな危険が潜んでいます。自分の外見にコンプレックスを抱いていると、言葉の裏に「下心」を感じてしまいがち。また、自分の外見に自信がある人にとっては、「ただの挨拶」程度の意味しかないのです。

相手の外見を褒めたいときには、ポイントで攻めるのがオススメです。また相手の内面と関連付けることで、より深みのある褒め言葉にすることができます。ただ単に「可愛いね」と言われるより、「○○さんの笑顔って、人の気持ちを和やかにしてくれますよね」と言われた方が、より強く印象に残るでしょう。

見返りを期待してはダメ

特に仕事上付き合いのある人に対して、「褒め言葉」と「お願いごと」をセットにしている方はいませんか? 「最近、活躍されていてすごいですね。見習いたいものです。実は今日伺ったのは、折り入ってお願いごとがありまして……」と話しかけるのは、相手の気持ちをほぐす「褒め言葉」から入っていて、一見有効なように思えます。

しかし「褒める」という意味では逆効果。「自分の要求を通すための、計算なんだな」と思われてしまいます。こんな相手に対して、人は自然と嫌悪感を抱いてしまうものです。そんなつもりはなくても、こんな文章構成になっていないか、注意してください。

上手な褒め方を実践するために

「褒める」という行為は、実は非常に難しいものです。逆効果なポイントを避け、相手の心にストレートに響く褒め言葉を伝えるためには、いったいどうしたら良いのでしょうか。「下心抜きで」「見返りを期待しない」などの基本を頭に入れたら、あとは実践あるのみです。

まずは練習のつもりで、周囲の人を褒めてみてください。このときのポイントは、「自分がこう言われたら嬉しいと思うこと」を想像して言葉にすることです。そんな練習を積んでいるうちに、ごく自然に人を褒めるコツを身に付けることができるでしょう。

褒める練習をするときには、特定の相手だけでなく、様々な人を褒めてみてください。こんな習慣をつけておけば、自然と人の行動を認める姿勢が身に付くはずです。上手な褒め方を実践して、人間関係を円滑にしてくださいね。

※この記事は2014年10月08日に公開されたものです

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