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自分のことができるようになるコツとは?

親としては、子供が「自分のことを自分でできるようになる」=自立してほしいと願うものですよね。経済的な自立は大人になってからとしても、自分のことを自分でするという習慣は、子供のころから育てられるようです。

具体的にはどんなことをしていったらいいのかまとめてみました。

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幼児期にやっておきたいこと

・基本的な生活習慣を身につける

健康的な生活を送るためだったり、集団生活になじみやすくするためには、基本的な生活リズムや習慣を身につけることが大切なポイントです。「早寝早起き」「食事のリズム・回数」「片づけ」などは、大人になってからも大切にしたい習慣ですよね。

しかし、幼い子供は、当然ながらそういった習慣を身につけてはいませんよね。まずは「早寝早起き」の習慣を整えてあげましょう。そのためにも「決まった時間に寝る」ということは重要。寝る時間が遅いと、どうしても朝起きる時間も遅くなってしまいます。

こちらからどんどん段取りをして、夕食・入浴・睡眠のリズムを作ってあげることが大切です。

「早寝早起き」の習慣が出来上がると、自然と食事のタイミングも決まってきます。そうすれば、もう基本的な生活習慣は出来上がりというわけです。ただし、体調を崩したり、遠出したり……と、ちょっとしたことで生活習慣は崩れてしまいがちです。

そんなときは、まず睡眠時間を整えてみましょう。夜寝付けないなら日中の外遊びを多くする、夜早い時間に眠くなってしまうようなら日中の活動を穏やかにする、昼寝をするなど、子供の様子を見ながらパターンを作っていきましょう。

・自信を持つことが人とのかかわり方に影響する

幼児期の遊びにはいろいろな意味がありますが、体を使った遊びでも、おもちゃや知育玩具などを使った遊びでも「できた!」という経験は自信につながります。まずはそういった体験を重ねて、自分に自信が持てるように仕向けることが大事です。

遊びを通して自然と生まれた自信は、他人とのコミュニケーションに対する積極性を生みます。幼稚園や保育園などの集団生活の中で、ほかの子供と関わり、関係を作っていくことは、人への信頼感を生み出すだけでなく、さらなる自信につながるでしょう。

幼児期は「自信を持たせること」が重要な役割をはたしてくれます。

小学校に入ったらやっておきたいこと

小学校時代も基本的には幼児期の延長線上にあるわけですが、まずは「生活習慣を崩さない」ことが大事でしょう。幼児期に比べ、活動の時間が増え、体力を消費する機会も多い小学生。学校から帰ってくれば、宿題もあるし、友達とも遊びたいし、テレビも見たいし……と、やることがてんこ盛りです。

しかし、それらをのんびりとやっていては、予定が後ろ倒しになり、どうしても寝る時間が遅くなってしまう……なんていうこともありますよね。はじめのうちは、やはり親が一緒に考えていくべきでしょう。まずは管理の仕方をおぼえることが大事なのです。

また、子供の「やる気」や「得意分野を知ること」は自己肯定感を生み出し、自信へとつながります。もしやる気の芽が見えていたら、育ててあげるべきでしょう。また、本人が得意と感じている言動が見られたら、それを認めてあげることも大事。

そういった親の言動が、子供に自信を持たせていくのです。

ちょっとした心がけではありますが、周囲の大人の働きかけで、子供の自立を促すことができます。自分のことを自分でできるような子供に育てるために、ぜひ実践してみてくださいね。

※この記事は2014年10月07日に公開されたものです

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