【ご当地グルメ】奈良のソウルフード! 3位「くずもち」、2位「柿の葉寿司」、1位は?
2010年には平城遷都1300年祭が行われた奈良県。日本の原点が感じられる場所である奈良では、どんな食べものがソウルフードとして愛されているのでしょうか? 奈良のソウルフードについて、働く女性に聞いてみました。
Q.「コレを食べたら奈良県民!」と思う奈良のソウルフードといえば何ですか?
1位「奈良漬け」64.8%
2位「柿の葉寿司」36.1%
3位「くずもち」16.3%
4位「茶がゆ」12.4%
5位「天理ラーメン」11.9%
6位「三輪素麺」9.4%
7位「だいぶつ納豆」5.9%
8位「飛鳥鍋」5.0%
9位「きな粉雑煮」4.0%
10位「奈良町だんご」3.5%
※11位以下省略。複数回答式
古い歴史のある「奈良漬け」
・「奈良漬け、すごい味。インパクト大」(32歳/医薬品・化粧品/専門職)
・「あの絶妙な酒の加減がたまらない」(28歳/医療・福祉/専門職)
・「奈良漬けです。甘辛くて、よい香りがします」(31歳/ソフトウェア/事務系専門職)
西暦700年代からすでに「かす漬け」という名前で存在していたという、「奈良漬け」。約1300年以上も前の食べものが、いまだに食べられているというのですから、驚きです。奈良のすごさを感じます。
香り豊かな柿の葉で包んだ「柿の葉寿司」
・「柿の葉寿司。お店によって甘さなどがちがうので食べ比べしてほしい」(30歳/金融・証券/事務系専門職)
・「柿の葉寿司も奈良以外ではあまり手に入らないので、ソウルフードだと思う」(32歳/医薬品・化粧品/専門職)
・「柿の葉寿司です。葉のニオイが染み込んで、味が濃縮されているところがいいです」(31歳/ソフトウェア/事務系専門職)
柿の葉のいい香りがたまらない、「柿の葉寿司」。まったく同じように見えて、お店それぞれに微妙に味つけが変えられているのだとか。このちがいがわかれば、奈良通かも。
吉野名産を使った「くずもち」
・「くずもちは吉野の一品だし、奈良県では有名なお菓子だから」(26歳/商社・卸/秘書・アシスタント職)
・「くずもちのくずは吉野名産だから」(32歳/金属・鉄鋼・化学/技術職)
・「くずのような素朴で上品な食べ物が奈良らしい」(25歳/電機/事務系専門職)
1kgのくずの根から、わずか100gしか取れないというくず粉を使ったぜいたくなお菓子が「くずもち」。つるりとしたのどごしで、ぜいたくな気持ちになれそうな奈良のお菓子です。
やさしい味わいの「茶がゆ」
・「体にやさしくて、お茶の味がほっとする」(29歳/学校・教育関連/事務系専門職)
・「茶がゆ。昔から食べられてきたものだそうなので」(30歳/医療・福祉/専門職)
・「茶がゆ。やさしい味です」(27歳/学校・教育関連/専門職)
奈良漬けに続き、「茶がゆ」も1200年以上も前から食べられていたと言われる、歴史が深い食べ物です。今でも変わらずにその味を守り続けている、奈良県民に脱帽です。
カップ麺にもなった「天理ラーメン」
・「天理ラーメンはカップラーメンにもなっていて、食欲がないときはこれだけ食べて元気になる、奈良の天理高校の生徒はよく食べていそうだから」(29歳/不動産/販売職・サービス系)
・「天理ラーメン……地元の定番っぽい」(31歳/食品・飲料/事務系専門職)
白菜や豚肉、ニラなどを炒めた具がのっている天理ラーメン。辛くて濃厚で、奈良の寒い冬に食べれば体が温まり、元気が出そうなラーメンです。
奈良のソウルフードは「さすが奈良!」と思わずうなってしまう、雄大な歴史を持つ逸品ばかりです。奈良を訪れた際にはこんなソウルフードを、日本の歴史とともにかみしめ、味わってみてはいかがでしょうか?
(ファナティック)
※『マイナビウーマン』にて2014年6月にWebアンケート。有効回答数202件(22歳~34歳の働く女性)
※この記事は2014年09月30日に公開されたものです