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驚きの調査結果:退屈している人ほど仕事が出来る

退屈することで、問題解決能力や、異なったアイデアを結びつける能力を向上させる事ができるようです。

ハーバード・ビジネス・レビューのブログの中で、オーラル・ロバーツ大学のデビッド・バークス教授が、最近の2つの研究に注目しています。

一つ目の研究は、5月に『Creativity Research Journal』に掲載されました。セントラル・ランカシャー大学の2人の教授が80人の参加者に、2つのプラスチック製カップの使用用途を出来るだけ沢山考えるという、創造性を試す実験をしました。

その結果、実験の前に、電話帳から電話番号を書き写すという退屈な仕事を完了させることを強いられたグループのほうが、それをしなかったグループよりも良い結果を収めました。

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この結果は、退屈している人のほうが、一つの問いに対して異なる複数の可能性や答えを考える、発散的思考がしやすくなることを示しています。

さらに研究者は、3つ目のグループに実験前に電話帳を読ませました。このグループは、電話帳を書き取ったグループ、そして何もしなかったグループよりも成績が良かったそうです。

二つ目は、『the Journal of Experimental Social Psychology』に発表された研究です。2人のペンシルバニア州立大学の教授が100人以上の大学生に、見た人を退屈にする、元気づける、苦痛にさせる、くつろがせる、といった数種類のビデオ・クリップを見せました。

その後、学生に一連の3つの関連語(例:痛い、肩、汗)を与え、第4の関連語(例:風邪)を考えてもらうことを繰り返しました。

これは、違ったアイデアを結びつける、連想思考を測るための実験です。

その結果、元気づけるビデオか、退屈にするビデオを見た学生のほうが、苦痛にさせるビデオや、くつろがせるビデオを見た学生よりも良い結果を出しました。

研究の後半で教授は、退屈にするビデオと元気づけるビデオを見た学生のほうが、右脳の働きが活発であることを発見しています。

そして、退屈することが人々に意味を求めることや、探究心を促すことがあるようだと述べています。

いかがでしょうか?退屈な仕事をしている時、創造性の爆発に向けて準備をしていると思えば、やりがいが出るかもしれませんね。

Surprising Studies Show How Boredom Can Make You A Better Worker
http://www.businessinsider.com.au/studies-find-boredom-leads-to-creativity-2014-9/

※この記事は2014年09月28日に公開されたものです

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