子供のモチベーションを上げるには?「ちょっとした挑戦をさせる」
我が子の成長を見守る親にとって、子供自身が自分の道を切り開き、前向きに生きていく力を身につけてくれることが最大の願いではないでしょうか。そのためには子供のやる気と自信を育てていくことが大事。そのために必要なポイントをご紹介しましょう。
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子供は競争が好き
競争を敬遠する考えもありますが、やっぱり子供は誰かと競争するのが好き。例えばお片付けをするときも、何度も「早くしなさい」と言うより、「どっちが早くできるか競争だよ」「よーい、ドン!」などといった一言で競争心を煽った方が、面白いくらいに行動がスピードアップしますよね。
勉強や運動でも、誰かと競うことで自然と自分の能力を高めていけるのです。
ちょっとした挑戦
子供はちょっとした壁を乗り越えることに意欲を燃やします。ここでのポイントは「ちょっと」という点。あまり簡単すぎてもすぐに飽きてしまうけれど、逆に難しすぎると「ムリー」と手放してしまうこともあるので、どの程度の難易度に設定するかは重要です。
例えば、今まで10分でできていた宿題を「今日はいつもより○分早く終わらせられるかな?」と声がけしてみたり、ラスト数問だけちょっと難しい問題を出してみる……など、今までやってきた延長線上の「少しだけレベルアップ」した要求を出してみると、チャレンジする意欲がアップしそう。
真似しながら学ぶ
おままごとや戦隊ヒーローごっこなど、子供は何かの真似をするのが大好きですよね。遊びの中ではもちろんですが、親や先生、友達など周りの人の真似をしながら学んだり身につけることも多いもの。自分より先に習い事をはじめた人に憧れて、その人を真似て練習してみたり、自分もその習い事をはじめる……というパターンは、子供の「真似したい」という欲求の現れでしょう。
子供時代に同じ気持ちを抱いたことのある大人も多いはずです。子供は誰かの真似をしながらたくさんのことを身につけていきます。
認めてあげる
何かができるようになったら、たとえ小さなことでも、自分自身の成長を認められたいものですよね。「認められた」という認識は、次のモチベーションと自信を生み出します。ほんの小さなことでも「できるようになったんだね!」とその成長を口に出して伝えてあげましょう。
これらのパターンを場面によって使い分けることで、子供のモチベーションを高めることができます。その結果、できることが増えて自信を身につける子供もいるはず。日常の生活の中でどんどん取り入れていきたいですね。
※この記事は2014年09月26日に公開されたものです