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旧式サーバーと名人芸で知る生ビールのうまさ―名物メンチカツとの相性も最高な新橋のビアホール『BIER REISE’98』

アサヒ樽生ビール640円、ビアライゼ名物メンチカツ980円

●ビール本来のうまさを知る、名ビアマイスターの店

大げさでもなんでもなく、日本トップクラスの生ビールを飲ませてくれるビアホールが、ここ『BIER REISE’98』(ビアライゼ98)だ。

ビールが注ぎ方によって一変するのはどなたもご存じだろうが、ここで注がれる生ビールの泡は、クリームのようにきめ細かで滑らか。まずは、のどに一気に滑り込ませるように飲んでみてもらいたい。凡百のビールにありがちな、のどを刺す刺激がなく、スッと胃の中まで着地する心地よさにしばしぼうぜん。

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麦芽の香りも高く、ビール本来の甘みのあるまろやかな味わいで、「ビールとは、こんなにもおいしいものだったのか」と感じ入ってしまうはずだ。

マスターの松尾光平氏は、かつて日本橋にあった伝説のビアホール「灘コロンビア」の名ビアマイスター故・新井徳司氏の唯一の愛弟子で、その注ぎの技術と旧式の氷冷式ビアサーバーを受け継いだ人物。この、昔ながらの氷を用いたサーバーによる、自然の温度管理と、炭酸ガスを使わない注ぎの技術で、ビール本来のうま味をキープしながら何杯飲んでも胃にもたれないという本物のビールのうまさを、今でも私たちに教えてくれる数少ない店なのだ。

●コクあるデミグラスソースのメンチカツでビールも進む

基本となるビールの銘柄は、スーパードライの前身だったアサヒの主力商品「アサヒ樽生」で、生産数が限られることから都内でも数店舗でしか飲めない貴重な品。

「店名のビアライゼとはドイツ語で“ビールの旅”と意味です。アサヒ樽生以外にも黒生、スタウト、ヒューガルデンホワイトなど各種取りそろえていますので、ビールの魅力をさまざまにお楽しみいただけます」とマスターの松尾氏。

フードメニューはビールと相性のいいものがめじろ押しで、昔懐かしい味わいが好評の「ポテトサラダ」430円のほか、「フィッシュ&チップス」830円や「昔ながらのコロッケ」550円などの揚げ物がオススメ。特に、オープン以来の人気メニューの「ビアライゼ名物メンチカツ」980円は上質な牛肉のうま味がたっぷりつまったひき肉を使用し、まろやかなコクのデミグラスソースもたっぷりのボリュームあふれる品。

カラリと揚がった衣にあふれ出るアツアツの肉汁のうまさが、よく冷えたビールがさらに進んでしまう逸品だ。

【店舗データ】
店名:BIER REISE’98(ビアライゼ98)
所在地:東京都港区新橋2-3-4 新橋パークビル1F
営業時間:16:00~22:30(土曜16:00~21:00)
※水・木・金ランチ営業(11:30~14:00)あり
定休日:日・祝、第2・4土曜
HP:http://bierreise98.jp/

【その他メニュー名 価格】
・ビール仕込み!きゅうりのみそ漬け430円
・チョリソー&ピクルス780円
・〆のチャーハン720円
・アサヒ樽生640円、アサヒ黒生670円、アサヒスタウト790円ほか

※この記事は2014年09月18日に公開されたものです

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