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甘辛い醤油味の和風とんかつをお茶漬けに―意外なうまさに出会える「すずや秋葉原店」

小1180円、中1380円、大1580円と各サイズから選べ、定番醤油のほか洋がらし醤油、ハバネロ味とタレにも変化をつけられる「とんかつ茶づけ」

●創業60年の老舗とんかつ店の看板メニュー
とんかつといえば脂ののったジューシーな豚肉をカラリと揚げて、千切りキャベツとともにソースでいただくというのが定番の食べ方。しかし、脂っこい揚げ物をたくさん食べるのは苦手だとか、甘辛いソースの味に飽きがきてしまうという方にオススメの、一風変わっているけど食べて納得のうまさの変わり種とんかつを紹介したい。

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ずばりそれは、和風味のとんかつをお茶漬けにして食べるというもの。とはいっても、決して新しい食べ方ではなく、創業60年にもなる老舗とんかつ店で長く親しまれてきた人気メニューでもある。元は歌舞伎町で創業した『名代とんかつ 新宿すずや』(現在ビル建て替えで休業中)で、冷めたとんかつをおいしく食べるために工夫された“まかない食”がヒントになったメニュー。

当時、新味なうまさが常連客の間で評判となり、看板メニューとしてひと手間かけて定着。数あるすずや支店でも定番となっているメニューなのだ。

●渋めの緑茶とよく合うとんかつの意外性
「とんかつ茶づけ」1380円(中サイズ)の豚肉は、あっさり上品なヒレ肉を使用。厚手でボリュームたっぷりのヒレカツだが、衣はサクサクとした食感で肉質もサックリと歯切れよし。この揚げ立てのヒレカツを鉄板の上でキャベツと合わせ、醤油だれで炒め煮の状態にして味をなじませたものをお茶漬けにする。

ご飯、キャベツ、漬物3種類とみそ汁はお替わり無料。漬物のひとつ“江戸大根”は、まろやかな甘みの醤油漬けで箸休めに最適だ。
「まずは、普通にご飯のおかずとしてとんかつを召し上がってください。とんかつが残り2~3切れになったらキャベツとともにご飯にのせてお茶漬けにします」と定番の食べ方を説明してくれる森山店長。
甘辛い醤油だれがしっかりと染みたヒレカツが、渋めの緑茶の香ばしさとほろ苦さにこなされると味わいも一変。同じとんかつが締めの部分でサラサラと食べ進める味わいが、すずやのとんかつ茶づけの食べ飽きることのない醍醐味ともいえる。

伝統の味わいをぜひお試しあれ。

【店舗データ】
店名:すずや秋葉原店
所在地:東京都千代田区外神田4-14-1秋葉原UDX内AKIBA-ICHI3F
営業時間:11:00~23:00(ラストオーダー22:30)、日11:00~22:00(ラストオーダー21:30)
定休日:不定休(施設休館日に準ずる)
HP:http://www.toncya-suzuya.co.jp/

※この記事は2014年09月06日に公開されたものです

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