
ネコババとは、他人のものをこっそり隠して自分のものにするという意味です。ネコババを漢字で書くと「猫糞」。猫がフンをした後に砂をかけて隠すことから、そういう意味で使われるようになりました。糞をババと呼ぶのは、江戸時代の幼児語で、今の言葉でいえば便をウンチと呼ぶ感じですね。ちなみに汚いものを「ばっちい」と言うのも、糞(ババ)から派生した言葉なのだそう。猫好きの老婆が借金をなかなか返さなかったことから、「猫婆」を語源とする別説もあるようです。
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(OFFICE-SANGA 山下まちか)
※この記事は2014年08月29日に公開されたものです