カップル間ではポピュラー? 恋人と「生理」の話、どこまでする?
女性にとっては一般的な話題でも、男性からするとなじみのない「生理の話」。しかし、カップル間では、女性側から生理日や生理のつらさなど、生理の話をすることもあるのではないでしょうか。20代の未婚女性に、彼氏と生理の話をするかどうかについて聞きました。
まずは「生理の話をする派」の意見から。
■生理のときは家事代行を
「同棲しているので、生理の話はわりとオープンです。話すのは、何日目だとか、重いか軽いかの話など。生理だと言えば、家事を代わってもらえたり遠出しないデートを考えてくれたりするので助かります」(28歳/広告)
生理の重さは人ぞれぞれ。人によっては立ち上がれないほどつらいこともあるので、親身になってくれるのはありがたいですね。
■まるで、生理日予測アプリ?
「生理のことをあまり詳しく理解していなかった彼に、生理になる仕組みや周期があることを教えたところ『そんなふうになってるのか……!』と衝撃を受けていた。それから、私の周期を計算して『そろそろじゃない?』と言ってくれるようになったので、ちょっと便利になった」(26歳/商社)
平均的な月経周期は28日ですが、正常な月経周期は21日~35日とされています。最近では生理日予測アプリを使う人も多いですが、こんな彼氏がいたらアプリいらずかも?
■メリットは「生理薬を飲みやすいこと」
「今の彼は友だち期間を経て付き合ったので、友だちだったときから生理の話はオープンにしていた。生理のときにたまに痛み止めを飲むのですが『何の薬?』と聞かれても困らない。生理の話を普段からあまりしていなかったら、なかなか言えないんじゃないかな……と思う」(28歳/証券)
薬は体質によって合う合わないがありますが、生理薬を飲まずに我慢ばかりしていると、痛みの原因物質が増え、そのため余計に薬が効きにくくなってしまうこともあるそう。生理薬を飲むために、数時間おきに彼の目の届かないところで……というのも難しいですものね。
■伝えていたのは「受け入れてくれそうな人」
「元彼5人中、生理の話をオープンにしていたのは3人、あとの2人にはしてなかった。相手のキャラに合わせ、受け入れてくれそうかで判断していた覚えがあります」(29歳/サービス)
クールキャラや女性に免疫のなさそうな彼だと、なかなか生理の話はしづらいかもしれません。
続いては、「しない派」の意見。
■しない理由は「日が浅いから」
「今の彼と付き合って、まだ日が浅いのでしていません。たぶん半年くらいかけて、いろいろオープンに話せるような関係になってから生理のことも話せるようになるのかも……?」(27歳/出版)
付き合いたてのころは、相手との距離を少しずつ埋めていく期間でもありますからね。
■ピルを飲んでいるので話す機会がない
「遠距離恋愛をしているので、会えるのは2カ月に1度ぐらい。しかもピルを使用しているので、相手と会うときに生理ということもなく、そのため生理の話題が出ることもない。もしかすると、相手から『いつ生理が来てるの……?』と思われているかもしれません」(26歳/教育)
避妊だけではなく、生理日をずらしたり、生理不順を調整したりすることもできるピル。ちなみに、日本での普及率はそこまで高くはないものの、フランスでは女性の60%がピルユーザーというデータもあるそうです。ピルを服用していることやピルの効能を知らなければ、確かに彼は「いつ生理が来てるの?」なんて謎に思っているかも。
■嫌そうな顔をされたから
「2年ほど付き合っている彼がいますが、以前デート中に『あ、今、生理なんだよね』と言ったら嫌そうな顔をされてしまって。そういう話が嫌いな人なのかなと思って、あえてしないようにしています」(28歳/IT)
平均的な生理期間は5~7日ほどと言われています。1年間で60~84日間ほどが生理中という計算に。デートにかぶってしまうことも往々にしてあるため、女性にとっては当たり前なものでも、男性にとってはそうではないよう。まったく理解がないわけではないのでしょうが、「わざわざ聞きたい話ではない」と思う男性もいるでしょうね。
まとめ
長く付き合っている相手ならまだしも、交際期間が短い相手だと、いつ生理の話を持ち出すかは悩ましいものです。しかし、人によっては、生理期間中にイライラしてしまったり落ち込んだりすることも。生理であることを知らなければ、恋人は理由が分からず戸惑ってしまうことも。事前に打ち明けておけば、相手に心配をかけることも少なくなるのかもしれませんね。
(山本莉会/プレスラボ)
※この記事は2014年08月18日に公開されたものです