お使いのOS・ブラウザでは、本サイトを適切に閲覧できない可能性があります。最新のブラウザをご利用ください。

「言い訳が多い男性」とうまく付き合うには?「否定しない」「相手を認めていると伝える」

大切な仕事の前に、「寝不足で……」「体調が優れない」などと言い出す同僚は困った存在。「こんなときに限って!」と、ついイライラしてしまいますよね。肝心なときに限って言い訳をする人の心理を覗いて、上手な対応方法を探ってみましょう。

■自らにハンデを!

営業成績が発表される前に「今月は○○だったからなぁ」と、言い訳をするタイプの方は、男性に多いようです。これは男性のプライドと強い関連を持っており、「セルフ・ハンディキャップ」と言われています。

求められた目標に対し、努力が及ばないことは誰にでもあるものです。しかし、プライドの高い人はこれを認めることが出来ません。最初に、自分にハンデを背負わせることによって、「自分の実力が問題なのではない。今回はたまたま○○が悪かったからだ」と、逃げ道を用意しているのです。

■内的帰属? 外的帰属?

「失敗の原因はどこにあるのか」を考えるとき、人は大きく2つのタイプに分けられます。

まずひとつは、内的帰属と呼ばれるものです。これは自分の内部に失敗の原因を求めるタイプで、「努力が足りなかったから」「人間的に未熟だったから」と考える人が、これにあたります。反対に外的帰属とは「俺は悪くないが、環境が……」「一緒に仕事をしたアイツが悪い」と、自分の外に原因を求めるタイプです。セルフ・ハンディキャップを多用する男性は、外的帰属のタイプが多いと言えるでしょう。

■自意識過剰

自分の行動に対して言い訳ばかりする男性は、ずばり自意識過剰な傾向があります。「失敗した自分」が周囲からどう評価されるのか、気になって仕方がないのです。そして周囲から悪い評価を突きつけられることは、到底認められません。だからこそ自らを守るために、セルフ・ハンディキャップを利用しています。

こんな男性と上手に付き合っていくためには、まず彼を否定しないことが重要です。「そうですよね。大変でしたよね」と認めていることを伝えるだけで、相手は安心し、ココロを開いてくれることでしょう。

言い訳ばかりの男性に対して、ついイラッとしてしまうことって、ありますよね。理論で相手を打ちのめしたくなる気持ちも分かりますが、そこはぐっとこらえてください! 「自己防衛意識のひとつなんだ」と思えば、少しは相手を受け入れやすくなるかもしれませんよ。

(ファナティック)

※この記事は2014年08月11日に公開されたものです

SHARE