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「かたじけない」「ござる」だけじゃない! 武士語4選

「かたじけない」「~でござる」といった、時代劇などで耳にする古風な言い回しを武士語(もののふ語)といいます。今回は、日常生活でも使えそう(?)な武士語をいくつか紹介します!

■「貴殿」

目上の相手を敬うときや、同輩への親愛の気持ちを示したいときなどに用いる、二人称の呼び方。「この件について、貴殿は如何様にお考えか」なんて台詞で使ってみると面白いかもしれません。

■「やんぬるかな」

「もうおしまいだ」「どうしようもない」などの意味を表す言葉。昔は、敗北宣言のような言い回しで使われていたのだとか。ニッチもサッチもいかなくなったときに、「ああ、やんぬるかな!」なんて叫べば、少し絶望感が薄まったりして……。

■「刻限」

定められた時刻のこと。昔は特に「別れの時間」を意味する言葉として用いられていたそうです。武士たちは、月を見上げて「もう刻限のようだ、帰らねばなるまい」なんて言っていたのでしょうか。

■「益体もない」

益体(やくたい)がない、つまり「役に立たない」ということです。また、「つまらない」という意味を表すことも。

(ファナティック)

※この記事は2014年08月07日に公開されたものです

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