お使いのOS・ブラウザでは、本サイトを適切に閲覧できない可能性があります。最新のブラウザをご利用ください。

マッサージの後にお酒を呑めばリラックス効果アップ

毎日、せっせとパソコンに向かい、疲れ目や肩こりと戦いながら仕事をこなしているうちに足もむくんで、腰もつらくなってきた……と疲労が全身に及びそうな危うさを感じている人も多いかと思います。そのような人に必要なのはやはり「リラックス」です。

このようなあらゆる症状を会社帰りに解消しよう!と思うと、マッサージ店へ足を運び、全身をほぐしてもらうという方法は珍しくなく、男女ともにつらくなるとマッサージ店へ飛び込むリピーターも多数。

マッサージを受けて気持ちがよくなり、心も体も軽くなったところで、欲しくなるものは……「お酒!」と答える人がいます。お酒によるリラックス効果で、さらなる心地よさを得ることができるのでは、と期待できそうですよね。

ぬるめのお風呂に浸かりながら、冷えたビールを飲んでバスタイムを楽しみたい、なんていう声も聞きます。

確かにマッサージで気持ちよくなり、心身の緊張感がほぐれたあとの飲酒は、リラックス効果が得られそうです。しかし、ここは注意が必要です。マッサージによって、体の血流が促進された状態に飲酒によってアルコールが入ってくると、普段、酔わないお酒の量でも酔ってしまうことがあります。

気持ちよく酔えるならまだしも、吐き気がしたり、頭痛がしたりと、具合が悪くなって寝込んでしまうケースがあります。これでは、せっかく受けたマッサージによる心地よさも台無しになってしまいます。

「少量のお酒で酔えるなら安上がりで良いかも」という声もありますが、少量で酔い始めて、思わずいつもの調子で呑み続け、その結果泥酔することになった場合。布団ではないところで寝ていたり、枕から頭が外れた寝姿勢のまま朝を迎え、寝違えて首が動かせない!!なんていうことも起こりえます。

すぐに痛みが消えなければ、病院や治療院のお世話になるかも?というところまで考えると、やはり、マッサージ後の飲酒は我慢したほうが無難だといえるのです。

著者プロフィール

檜垣 暁子(ひがき あきこ)。オールアバウト 肩こり・腰痛ガイド http://allabout.co.jp/gm/gp/51/ カイロプラクティック理学士・日本カイロプラクターズ協会(JAC)正会員。現在は、横浜市に治療室を開院し、日々、肩こりや腰痛を始めとする不調を訴える患者さんの診療に当たっている。

(文:檜垣暁子、構成:マイナビウーマン編集部)

※画像はイメージです

※この記事は 総合医学情報誌「MMJ(The Mainichi Medical Journal)」編集部による内容チェックに基づき、マイナビウーマン編集部が加筆・修正などのうえ、掲載しました(2018.08.17)

※本記事は公開時点の情報であり、最新のものとは異なる場合があります。予めご了承ください

※この記事は2014年08月05日に公開されたものです

SHARE