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ネット炎上騒動があったら、第一志望をやめる!?大学側、学生募集の大きなリスクに

あなたはふだん、どのような媒体・方法を通じてニュースなどの世の中の動きをしっていますか?

モバイルリサーチを展開するネットエイジアは、大学選びに関する調査を携帯電話によるインターネットリサーチで実施。大学・短大への進学(併設大への進学を除く)を志望している高校生または浪人生(以下「進学希望者」)463名と、現在大学・短大に通っている大学生・短大生(以下「現役大学生」)704名、合わせて1,167名の回答を集計し、その結果を公表した。

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受験生はスマホでの情報収集が主流

情報収集の方法について、インターネットをする際に利用する情報端末を尋ねた。結果、「スマートフォン」が81.7%、「パソコン」が77.6%だった。現役大学生のみで見ると「スマートフォン」と「パソコン」は同程度だったが、高校生や浪人生からなる進学希望者は「スマートフォン」78.6%が「パソコン」66.1%よりも高い結果となった。

また、世の中の動きを知るために利用している媒体・方法については、「テレビ」が最も高く86.1%、次いで「ニュースサイト(Yahoo!ニュース・新聞/雑誌のインターネット版など)」56.6%、「SNS(Twitter・Facebook・mixiなど)」が46.7%となった。

2人に1人が「大学は就職の準備をする場所」という認識

「自身にとって、大学とはどんな場か」については、最も高かった回答が「興味のあることを学ぶ場所」で72.7%だった。次いで、「社会に出る前の準備をする場所(社会で役立つ知識を吸収する場所)」53.7%、「就職に向けて準備をする場所」が50.1%だった。

また、大学を選ぶ際の情報収集は「大学のホームページを見て」が62.4%、「オープンキャンパスに参加して」が58.7%となり、多くが大学側が用意した情報やイベントを活用している様子がうかがえた。さらに、志望する大学の選定基準については「自分の偏差値・学力に合った大学(入試難易度ランキング・偏差値一覧などから)」が52.7%、「興味のあるキーワード(学科名など)で検索してヒットした大学」が41.0%となり、偏差値や地理的条件のほか、興味のあるキーワード検索による絞り込みが主流となっている。

あなたにとって大学とはどんな場ですか。

炎上騒動などの不祥事は学生の志望意欲に影響

さらに、第一志望校として絞り込んだ大学の悪い噂や不祥事などを見聞きした場合の志望意欲の変化について調査した。結果、「絶対に行かない(志望校から外す)」と答えた割合は【アカデミックハラスメントがあると噂を聞いた】場合で最も高く25.9%となった。

以下、【アルコールハラスメントがあると噂を聞いた】、【大学教授や教員が、不祥事・炎上を起こした】、【学生が不祥事・炎上を起こした】と続いた。

「学生が不祥事・炎上を起こした」については、志望校から除外する人は20人に1人だったが、「行きたくない気持ちになる」は42.0%おり、半数近くは志望意欲が減退することがわかった。

もしも、第一志望校に以下のような出来事が起きたことを知ったら、あなたはその大学に行きたくなくなりますか、行きたい気持は変わりませんか。

※この記事は2014年07月27日に公開されたものです

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